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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第03話 崩壊しなかった大地
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リュー
「御覧の通り、民間人の少年です。襲撃を受けた時、何故か工場区に居て…
私がGに乗せました。キラ・ヤマトと言います。」

フラガ
「ふーん。」

マリュー
「うっ彼のおかげで、先にもジン1機を撃退し、あれだけは守ることができました。」

ナタル
「ジンを撃退した!?」

クルー達
「「え!」」

ナタル
「あの子供が!?」

フラガ
「俺は、あれのパイロットになるヒヨッコ達の護衛で来たんだがねぇ、連中は…。」

ナタル
「ちょうど指令ブースで艦長へ着任の挨拶をしている時に爆破されましたので…共に。」

フラガ
「…そうか。」

フラガがキラの前へ歩み寄る。

ミリアリア
「ぁ。」

キラ
「な、なんですか?」

フラガ
「君、コーディネイターだろ。」

キラ
「ん。」

皆が一同に驚く。ただし、キラの仲間は知っているのでキラの立場の事を心配している。

キラ
「…はい。」

警備兵達は銃を構える。
トールはキラを庇うようにキラの前に進み出て、手を広げた。

トール
「な、なんなんだよそれは!」

キラ
「トール。」

トール
「コーディネイターでもキラは敵じゃねぇよ!さっきの見てなかったのか!
どういう頭してんだよ、お前らは!」

マリュー
「銃を下ろしなさい!」

マリューが命令して、警備兵達は周り様子を見ては銃を降ろす。

ナタル
「ラミアス大尉、これは一体…。」

マリュー
「そう驚くこともないでしょう?ヘリオポリスは中立国のコロニーですもの。
戦渦に巻き込まれるのが嫌で、ここに移ったコーディネイターが居たとしても不思議じゃないわ。
違う?キラ君。」

キラ
「ええ、まぁ…僕は一世代目のコーディネイターですから。」

パル
「一世代目?」

フラガ
「両親はナチュラルってことか。…いや、悪かったなぁ。とんだ騒ぎにしちまって。
俺はただ聞きたかっただけなんだよね。」

マリュー
「フラガ大尉…。」

フラガ
「ここに来るまでの道中、これのパイロットになるはずだった連中の、
シミュレーションをけっこう見てきたが、奴等、ノロくさ動かすにも四苦八苦してたぜ。
やれやれだな。」

ナタル
「大尉!どちらへ?」

フラガ
「どちらって、俺は被弾して降りたんだし、外に居るのはクルーゼ隊だぜ?」

マリュー、ナタル
「「ええ…。」」

フラガ
「あいつはしつこいぞ〜。
こんなところでのんびりしている暇は、ないと思うがね。」

光輝
「フラガ大尉、まだ自分の紹介が終わってませんよ。」

フラガはGを操作していたキラに興味があり、キラとの話を終え格納庫の方
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