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メン・タンク・マッチ:MTM
初動編
MTM:初動編 第6話:「修練(きょうしつ)」Aパート
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、今日もうるさかったし、ウザかったな)
とハルナを見ながら、今日もあった文句や煽りを思い出した。
するとハルナは後ろから天桐に見られているのに気付いた。
「ちょっと」
いきなりハルナが大声で言ってきた。
「ん?なんだよ」
天桐は突然のことに少し驚いた。
「今、私のスカートの中、見ようとしてたでしょう」
ハルナはそのようなことを言ってきた。
「はぁ?してねーよ」
無論、本人はそのようなことをしてはいない。だが、ハルナは勘違いをしたのだろう。凄く怒っている。
「変態」
「だから、してねーよ」
「嘘よ。私が降りる時、スカートの中を覗こうとしてたんでしょ」
「ちげーて、言ってんだろ。自意識過剰にも程があるぞ」
「何よ、今度は逆ギレ。最低ねアンタ」
「あぁ、もうお前何なんだよ。ずっと俺たち男に嫌な態度取るわ言ってくるわで」
「別に変じゃないわよ。私は、ちゃんと正しく事実だけを言ってるのよ」
そうやって喧嘩を始めた天桐とハルナの喧嘩を周りの7人が見ている。
「ちょっと、ハルナ言い過ぎだって」「そうですよ。余り言うと天桐さん達も」「・・・(ウンウン)」
ナツコ、ミアキ、チフユの彼女達3人はハルナに落ち着くように言うが、ハルナは
「ほんと、男が戦車道をやるなんて」
とまだ言ってくる。
「戦車道連盟から言われているからとか知らないけど。ほんとさっさと出ていってほしいわ」
「いや、少なくとも後1ヶ月はここに居るからな」
と天桐はそう言うと。
「全くほんと不愉快だわ。大体ね。アンタ達男子がなんで戦車道をするのか今でも理解できないわ。
戦車で戦いたいなら自衛隊に行くか。ゲームでもすればいいのよ」
と言ってきたが天桐は、
(まぁ、俺は戦車道をしたいというよりもメン・タンク・マッチに出て試合をしたいだけなんだけどね。一応、あれは戦車道ではないから)
と心でそう思った。
「それに、いくらアンタ達が頑張っても私達には勝てないけどね」
とハルナは更に言ってことに、天桐は受け流そうと思ったが、なぜか勝てないと言われたことに対して、
「そんなのやってみないとわかんねーだろ」
と文句をつけた。
「あら、そうかしら。私には、勝てると思わないけど」
「お前、いい加減にしろよ。俺らをずっと馬鹿にしてるが、お前だって結構ミスしてることだってあったろう。今日の練習でも岡野さんに色々言われたじゃねーか」
「くっ。言ったわね。男子のくせに」
「あぁ、男が戦車して何が悪い」
天桐とハルナは段々言い争うをするようになり、その喧嘩が熱を上げてきた時だ。
「はい。ストープ」
突然、岡野さんが間にいきなり割り込んできた。
「お、岡野さん」
それに天桐もハルナも驚いた。
「お互い、冷静に」
「けど、岡野さん」
「ハルちゃん。貴方の言
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