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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic14公開意見陳述会へ向けて〜Scout〜
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に『はいは〜い』モニターに、青い制服と白衣を着たすずかちゃんが映った。
「久しぶり、すずかちゃん」
『はやてちゃん! 久しぶり〜♪』
六課設立前に逢ってからは今日まで全然逢ってないし通信もしてへんかったからなぁ、久しぶりなんよね。
「すずかちゃん、今から第四技術部のオフィスに行くんやけど・・・時間ええやろか」
『うん、もちろんだよ♪ 確か今日だったもんね、予定日。スケジュールはしっかり守るから、今日は1日オフィスに居るよ』
「了解や。いま向かってるから、ちょう待っててな〜♪」
『は〜い♪』
通信を切ってそのまま歩みを進める中、「そう言えばティアナはすずかちゃん、月村技術官とは初めてやんね?」一歩斜め後ろを歩くティアナに訊いてみる。スバルはすずかちゃんとはずっと前からの友人やったしな。
「あ、はい。月村技術官ってどういう方なんです?」
「ん〜・・・可愛い子かなぁ。あと身体能力がめっちゃ高くて、たぶん今でもなのはちゃんやフェイトちゃんより上かもしれへん。ルシル君とはどっこいどっこいかな〜。当然わたしなんか足元にも及ばへんわ〜」
「ええ!? さっきお顔を後ろから拝見しましたけど、その・・・おっとりした方で・・・。強くはなさそうと言うか何と言うか・・・」
「やろ? 初見はやっぱりそうゆう見方なんよ」
チーム海鳴ん中で一番ギャップがあるのはすずかちゃんやしな。あんなおっとりした顔してても肉弾戦に強いんやし。技術官になってから腕は落ちたって言うてたけど、模擬戦した時は冗談やなくて強かったわ。すずかちゃんとの思い出を振り返りながら、ようやく辿り着いた第四技術部のオフィスへと入る。第零技術部――スカラボとは違くて開発室はまた別のところに設けられてるから、そこには六課のようなオフィスが広がってる。
「失礼します〜」
「失礼いたします!」
オフィス内には数人の技術官が居って、私の姿に「すずちゃ〜ん。お客さんだよ〜!」オフィスの奥にある扉に向かって声を掛けた。すると「は〜い!」すずかちゃんが扉を開けて出て来た。
「いらっしゃい、はやてちゃん! 応接室はこっちだから来て〜!」
すずかちゃんに手招きされたことで「ティアナ」を伴って、出来るだけ作業中のモニターを見ずにオフィスの奥へと進む。そんですずかちゃんの居る部屋――応接室に入る。
「ゴメンね、ちょっと狭くて。あんまり応接室なんて使わないから」
9畳ほどの部屋に脚の長い長テーブル1脚とパイプ椅子が両側に3脚ずつの計6脚。すずかちゃんは抱えてたダンボールを応接室の片隅にドスンと降ろして、「あとは、お茶と茶菓子っと」応接室の出口に向かおうとした。
「あ、お構いなく。さっき、クロノ君のとこでケーキと紅茶を頂いたんよ
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