オリジナルハイヴ攻略 中編 U
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である。
未だに最前線国に入っている両ドイツ国にしてみれば、軍隊への物資補給は最優先事項であるし、防衛拠点の復興も始めている最中なのだ。
そんな中に自分達の都合だけで、圧倒的上の国にケンカを吹っかける同胞がいる国を保護するのも援護するのもばかばかしいのだ。
「分かっている、だがな如何してもシュタージュという組織の解散に伴いトップの一部連中だけは処刑しなければならないだろうが、あいつらは色々とスケープゴートに得ってつけの連中だ、
だだし【ベアトリクス】と【リィズ】の二人は契約者であるために除外ではあるが、必要経費の犠牲と考えればいいだろう」
確かにそうなのだ、組織は解散またはなくしたといっても、ある程度の必要な犠牲は必須なのだそれも国民にも見える形でだ、
「分かっている、ただしだ、こちら側も契約者として火星軍に出張しているメンバーもいるのだ再統合の力関係や組織の再編成は・・・わかっていると思うが軍の組織内部は統合後はこの火星軍と政府からわたされた計画書の通りにしてもらうぞ、元東の軍人が軍内部で最優先に守られるとか、よくされるのは勘弁だ」
実際に火星政府もその辺は分かっている為にロンド・ベル隊と同じようにカラバや旧エゥーゴのメンバーを吸収した手腕で連邦軍人に復帰させた上で元の官職に極力戻そうとした努力した
ジョン・バウワー達をドイツの再統合案を持たせた上で有る程度のドイツの再統合が整うまでの権力を持たせているのだ。
だからこそここでの発言力で東と西のドイツの政治家達は黙るしかなかった、確かに戦争という物事は出来るだろうが、実際に直ぐに火星軍に鎮圧させられるLvしかないのは誰の目からも明白であった。
「それに両ドイツ政府の皆様は忘れているからも知れませんが、確かにインド方面に二機のデストロイガンダムが戦線意地に送られましたが」
「残りの二機は未だに旧ハイヴ跡に出来た一大軍事拠点においてあるのです、また防衛戦力もある程度地球上に我々も有していますし、なによりも衛星軌道上から大気圏が突入できる戦艦が宇宙空間にいることをお忘れでしょうか?」
ジョンの言うことは半ば脅しのようなものではあったが、現実問題として地球上もハイヴから漏れ出たBETAやBETAの軍団の進行を阻止する為の戦力は普通に各自拠点に貼り付けているのだ。
「「「「「それは」」」」」
「ならば戦後というよりも、現状で再統合案が出たのはオリジナルハイヴを我々の軍隊が攻略するための準備期間に他なりません、貴方達も分かるでしょうが一番巨大なハイヴほど沢山のBETAがいるのは明白では」
「事実そうなのだが、国連からも同じ事を言われているのは分かっ
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