第02話 その名はガンダム
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
にしていただかざるを得ません。」
カズイ
「そんな!」
トール
「冗談じゃねぇよ!なんだよそりゃ!」
マリュー
「従ってもらいます!」
サイ
「僕たちはヘリオポリスの民間人ですよ?中立です!軍とかなんとかそんなの、なんの関係もないんです!」
トール
「そうだよ!大体なんて地球軍がヘリオポリスに居る訳さ!そっからしておかしいじゃねぇかよ!」
カズイ
「そうだよ!だからこんなことになったんだろ!?」
マリューは空に向かって2発の銃弾を発射した。
マリュー
「黙りなさい!何も知らない子供が!
中立だと関係ないと言ってさえいれば、今でもまだ無関係でいられる。
まさか本当にそう思っている訳じゃないでしょう?
ここに地球軍の重要機密があり、あなた達はそれを見た。
それが今のあなた達の現実です。」
サイ
「そんな乱暴な。」
マリュー
「乱暴でもなんでも、戦争をしているんです!
プラントと地球、コーディネイターとナチュラル、あなた方の外の世界はね。」
光輝
「皆、落ち着いて冷静になりなさい!
まず重要機密と言うがザフトに4機奪われている。
その時点で機密性が失われている。」
マリュー
「そっそれは…。」
光輝
「それにマリューさんは権限がないと思う。先ほど然るべき所と連絡が取れ
処置が決定するまで・・・と言っていた。
軍人なら仕方ない。皆の安全は私が保証しよう。
必要があればオーブ政府や地球軍との交渉も行う用意がある。必要ないと思うが…。」
光輝の言葉で皆は落ち着いた。
光輝
「マリューさん。右肩を怪我しているようですね。治療しましょう。」
光輝はマリューの右肩の包帯の上に手を添えた。
マリュー
「なっ何を!」
光輝
「しっ。静かに直ぐ済みます。」
光輝は魔法陣を展開して皆が見えるように可視化した。
光輝の右手が光、光が収まると手を離した。
光輝
「もう包帯を外して結構です。治療は済みました。」
マリュー
「あっアレ?」
マリューは混乱している。確かに光輝が触れた傷の部分はほんのり温かくなり、痛みが引いたのだ。
恐る恐る包帯を外し、怪我していた箇所を触る。
マリュー
「こっこれは?」
銃弾の穴も服から消えていて、血のりさえ消えている。
皆、今見たことを不思議がっている。
一人トールだけは地面にうずくまって足を押さえている。
傷跡を確認していたトールがマリューの胸を凝視した為にミリアリアに足を踏まれたのである。
光輝
(認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちというものを。)
光輝がぼそっとつぶやいた。
光輝
「えっへん。今のは魔法だ。
魔
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ