第01話 偽りの平和
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了解。コンピュータ内の情報を元に分析すると交易や補給目的ではないようだ。
警戒を厳に、工作員や手の空いた者にはこの世界の知識や言語習得を速やかに行うよう伝達を。』
「了解しました。」
『後はオモイカネに詳細な映像を送ってくれ。
脳の外部記憶とオモイカネをリンクしているのでこちらからも確認が取れる。』
「了解です。」
Sideout
光輝は入手した情報を分析し、極秘な工場区を見つけてそこに移動する。
そこにはデータに載っていない5機のモビルスーツを発見した。
Side テレサ・テスタロッサ
『こちらヘリオポリス。接近中のザフト艦、応答願います。ザフト艦、応答願います。』
オープンチャンネルを通して無線を傍受した。
無線の後ろではアラート音が響いている。
『接近中のザフト艦に通告する。貴艦の行動は我が…大きく違反するものである。
直ちに停船されたし。ザフト艦!直ちに停船されたし!』
「コウキ聞いてる。
宇宙コロニーから接近中のザフト艦に呼び掛けている様です。
ザフト艦からは強力な電波干渉が発信されています。
ナスカ及びローラシア級からは電波妨害直前にモビルスーツの発進を確認しました。」
『テッサ艦長、モビルスーツは陽動だ。
その前に侵入した宇宙服を着た工作員達が本命に違いない。
ここに極秘の工場区があり、地球軍の機動兵器を5機製造している。
モビルスーツが発進したとなれば、偵察より狙いは略奪が目的だろう。
命があるまでは戦闘待機。バルキリーにはミサイルに硬化剤を注入して置いてくれ。
出来ればプラントに潜入用にザフトのモビルスーツを捕獲したい。』
「了解です。」
Sideout
コロニー内では爆発音と振動が伝わってくる。
Side マリュー・ラミアス
「ラミアス大尉!艦との交信途絶。状況不明。」
「「…うわぁ。」」
「ザフトの…。X-105と303を起動させて!とにかく工区から出すわ!」
「分かりました。」
Sideout
Side 無線
イザーク
『ほお、すごいもんじゃないか。どうだ?ディアッカ。』
ディアッカ
『OK。アップデータ起動、ナーブリンク再構築、キャリブレート完了。動ける。』
イザーク
『ニコル。』
ニコル
『待って下さい。もう少し…。』
ディアッカ
『アスランとラスティは?遅いな。』
イザーク
『ふん。奴なら大丈夫さ。ともかくこの3機、先に持ち帰る。
クルーゼ隊長にお渡しするまで壊すなよ。』
Sideout
Side マリュー・ラミアス
工場区では銃撃戦が行
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