第00話 プロローグ
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そこは白一色に包まれていた。
「ああ、ここはそうか！？
神よ姿をお見せください。」
光が輝き、光が収まるとそこには一人の女性の姿が現れた。
「何処かの神よ。私めに御用でしょうか？」
「その方が異世界の管理神の僕か？」
「一条 光輝と申すただの人間です。
時より異世界の神々より願いをお聞きして、お助けをしているのです。」
「私はハウメア。ある世界の管理をしておるが、その世界が滅びようとしている。コウキとやら、その方に私の世界を救ってもらいたい。」
「分かりました。私でよければ力添え致します。」
その後、女神ハウメアと光輝は話し合いを進めていった。
Side テレサ・テスタロッサ
「テッサ艦長。新しい任務が決まった。」
「コウキ、今しがた姿を消していたのは神に呼ばれていたのですね。」
「ああっそうだ。女神ハウメアに呼ばれていた。
ある世界を助ける事になった訳だが、先遣隊として次元航行艦『トゥアハー・デ・ダナン』と艦載機のバルキリー12機で行く。
偵察要員として独立魔装大隊も連れて行く予定だ。風間少佐に連絡を準備が出来次第、出発だ。」
「了解しましたわ。コウキ！」
どんな世界か楽しみだわ。
Sideout
翌日の朝、補給と搭乗員を乗せ次元航行艦『トゥアハー・デ・ダナン』は出港を待っていた。
Side テレサ・テスタロッサ
「コウキ、準備が整いましたわ。」
「よし、出港！
まずは宇宙空間へ出て、ハウメアに貰った指定座標に転移（次元航行）する。」
Sideout
次元航行艦は宇宙に上がり、空間を歪めて潜る様に消えてしまった。
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