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メン・タンク・マッチ:MTM
初動編
MTM:初動編 第5話「我団(チーム)」Bパート
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しようもう4日もねーぞ。まじでヤバイ)
と悩んでいた。
昨日は、不安のせいか少し寝不足になってしまって、今日の授業も何度か居眠りをしてしまった。お陰で4限目に藤吉先生の目覚ましチョップを食らって目が冷めてしまった。
そして、放課後。矢元はバイトで城ノ崎は塾のため、先に二人は行っしまった。
一人になった天桐は、少し軽くうたた寝をしてしまったのだ。
「天桐君」
突然、女子が話しかけてきた。
「ん?」
急いで顔を上げると横にクラスメートの女子の一人、橋出(はじだ)が立っていた。
「橋出」
「どうしたの?凄い辛そうな顔をして」
「いや、なんでもない」
と言って椅子に座ったまま背伸びをした。
「それよりどうした?もう皆帰ったのに」
と天桐は橋出に聞くと
「いや、だって私、今日日直だから戸締まりしないと」
と答えた。天桐は、正面にある黒板の右端に目をやると白いチョークで日直名に角山(かくやま)、橋出と書かれているに気付いた。
「あー、わりーすぐ帰るわ。すまんな」
「いいよ、別に」
慌てて鞄に教科書を詰めて、立ち上がった天桐は帰る準備をする。
すると橋出が、
「そういえば、天桐君」
「うん?なんだ?」
「最近噂で聞いたんだけど、何か色んな男子に声かけてまくってるて聞いたけど本当?」
「え?」
「何かに誘っているとか女子の間で噂になってるから」
そう言われた天桐は、ここ数日に友人から学校の男子で知っている奴に戦車に興味ないかと話をかけてメン・タンク・マッチのメンバーに勧誘していたのを思い至る。
「いや、そのなんだ。ちょっと男だけでな。ハハハ」
と軽く笑い話を流そうとした。
「ふーん。まぁ別にいいけどね。一部の女子では変な噂に変えられたりしてるし」
と橋出は、それ以上聞いてくることはなかった。
「そうか」
(ふー、あぶね。てか、何だよ一部の女子って。絶対、ろくな噂になってねーだろそれ。勘弁しろよ)
と少し安心した心と少し不安になった心で滅茶苦茶になった天桐だが、
「じゃあ、俺帰るから」
と言い荷物を詰めた鞄を背負って
「それじゃ」
「うん、さようなら」
と言って急いで天桐は教室を出て行った。


その頃、可華蜜では既に早間が店の2階に来ていて加埜一緒にいた。
「おせーな」
加埜が時計を見ながら言った。
「そうですね。先輩どうしたんでしょうね」
それに合わせて早間も揃えて言った。
二人は、天桐が来るのを待っていた。
「なんか飲むか?」
と加埜が早間に聞いてきた。
「え?いえ、お構いなく」
「遠慮すんな」
と言って加埜は小型の冷蔵庫からペットボトルを2本出した。
「ほい、コーラだけどいいだろ」
「は、はい。ありがとうございます」
と言って、受け取ってから栓を開けた。開けた瞬
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