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ユキアンのネタ倉庫 ハイスクールD×D
ハイスクールD×D×D 3
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号を入力して起動させる。近寄ってきていたロイミュードを蹴り飛ばし、倒れ込んだのを無視して弾丸を広範囲にばらまいて二人が態勢を整える時間を稼ぐ。

「元士郎!!」

『ヒッサツ!!マッテローヨ!!』

「分かってらぁ!!」

『イッテイーヨ!!フルスロットル!!』
『ヒッサツ!!フルスロットル!!デッドヒート!!』

時間を稼いだところで二人がロイミュードをまとめて葬っていく。最初に蹴り飛ばした一体はGM-01 スコーピオンを全弾叩き込んで破壊する。

「あ、貴方は一体?」

マッハが、兵藤一誠がオレの正体を尋ねる。

「オレはクリム・スタインベルト。G3、及びG3-Xに搭載されている重加速軽減機の開発者だ」

「重加速軽減機?」

「その名の通り、重加速の影響をほぼ0にまで軽減してくれる装置のことだ。これによって我々は重加速空間内でも活動することができる」

「あの、オレ達を仮面ライダーって呼ぶってことは10年前の、グローバルフリーズを止めた仮面ライダーのことを知っているんですか!?」

さて、どう答えようか。まだ正体は明かさないほうが良い気もする。だが、邪神の好みから言えば明かさなければならない状況に追い込まれる気も

「危ない!!」

上から降ってきた光の矢から彼らを守るために盾になる。激しい衝撃と共に重加速軽減機が破損したのかどんよりの影響が少しずつ現れる。完全に影響に囚われる前にキーのスイッチを押す。

「くそっ、よくもクリムさんを!!」

「コカビエル、貴様もロイミュードに成り変わられてやがったか!!」

「くくっ、少し違うな。オレは成り代わられたんじゃない。堕天使の身体を捨ててロイミュードのボディに魂を移植したのだ。成長の限界まで来ていた堕天使の身体よりもロイミュードの身体は良いぞぉ。重加速によって大半がオレよりも弱くなる。あのヴァーリですらオレの前に膝を着いた!!二天龍をも超える力をオレは手にした!!世界はオレのものだ!!」

「はっ、そんなくだらない野望、オレ達仮面ライダーがぶっ潰してやるよ!!」

向こうが盛り上がる中ようやくシフトスピードがオレの手元にまでやってきた。重加速の影響から離れ、準備だけをしておく。

「ふん、空も飛べない虫けらどもが。何の音だ?」

重加速の中、色々なクラクションの音が聞こえることにコカビエルが首を傾げ、その背中に大量のシフトカーがぶつかっていく。

「「シフトカー!?」」

地面に落ちてくるコカビエルをキーで操作したトライドロンで更に撥ねる。

「トライドロンだ」

「まさか」

トライドロンのドアを開けて、誰も降りてこないことに不思議に思っている二人の前でG3-Xを脱ぐ。

「なんで、重加速の中で!
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