第一章 鉄仮面の彦星
第3話 迫る闇
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ば、これ以上ない便利な『道具』になるでしょう」
「なに……?」
「あの娘は改造人間を生身に戻してしまう。それは裏を返せば改造手術に失敗しても、被験者が死ぬ前に元に戻せる、ということです」
「ほう……」
「ならば丈夫で新しい被験者を探す手間が省ける上、トライ&エラーを繰り返し、より精強な怪人を創り出せるようにもなりましょう。それに何と言っても――奴は女。我々の手で、改造人間を元に戻せる『道具』を量産する『母体』に調教すれば……」
「ククク、なるほど……。聞けばあの娘、なかなかに見目麗しい女だという話ではないか。我が配下の野獣共も、さぞ喜ぶだろう……。いいだろう、ドゥルジ。お前の望むようにやって見せろ」
「はい……フフフ……」
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