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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十八話 派遣任務 4
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「そうすると…」

「やっぱり」

「あそこですかね?」

「あそこでしょう」

なんか、現地協力者の方と隊長達で解決方法を見つけたみたいだ。

どうするんだろと見ていたら、

「それでは六課一同、着替えを持って出発準備!」

高町隊長が号令をかけた。何か、すげえ嬉しそうな顔してますけど?

「これより、市内のスーパー銭湯へ向かいます」

ハラオウン隊長も、楽しそうに言う。

「スーパー……」「銭湯?」

スターズの二人が首を捻る。ミッドじゃスーパー銭湯ってなかったっけ?

「アスカさん、スーパー銭湯って何ですか?」

エリオも知らないらしく、オレに聞いてくる。

「スパリゾート、まあ、お金を払って入るお風呂の事だよ。広くて気持ちいいぞ」

「「へぇ〜」」

エリオとキャロが、そうなんだ、と納得した。

「って、一同!?」

ちょっとスルーしそうになったけど、オレはその事に気づいてエッ?となった。

スターズはすでに準備が終わってるし、エリキャロもハラオウン隊長似に手伝ってもらいながらほぼ出発準備は終わってる。

隊長達も準備万端だ。

「ちょ、ちょっと待って下さい!」

「どうしたの、アスカ君?」

高町隊長がキョトンとした顔で聞いてきた。

ああ、年上なのに凄いカワイイなあ……じゃない!

「ここを空っぽにしちゃマズイでしょ?入浴中にもし反応があったら素っ裸で飛び出すつもりですか?」

オレは飛び出せるし、そうなったら嬉しいけどね!

「「「「「「あ……」」」」」」

部隊長始め、隊長、副隊長、医務官が声をあげちゃったよ。

それと同時に、フォワード……って言うか、スバルとティアナから「空気読めこのバカ!」オーラがザクザク突き刺さってきやがる。

「うーん、ちょっとくらい大丈夫だと思う「オレが残ります!」え?」

八神部隊長が言い掛けたのを、オレは割り込んで遮った。

「言い出しっぺはオレなんで、皆さんは入ってきてください」

隊長達は里帰りな訳だし、友達とゆっくり話をしたいだろうからな。

人情的に、ノンビリしてもらいたいし。ならオレが留守番するしかないよな、これは。

「ダメだよ、アスカ。それじゃ…」

「いいんですよ。行ってきてください」

ハラオウン隊長がものすごく申し訳なさそうに言ってくるのを、オレは大丈夫と言い切った。

優しい人だなぁ…多分、それじゃ不公平になるって言いたかったんだろうな。

「ほら、現地のみなさんと一緒に楽しんできてください。ロストロギア自体は危険性が無いんでしょ?だったら大丈夫です。反応があったら一足早く行って足止めしてますから」

オレは一気に畳みかける。

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