オリジナルハイヴ攻略 中編
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た答えである。
「それはあくまでも我々が月を奪還する為の母艦が必要であると判断した為に作られている開発中の機体だ、地球上での運用は考えてはいない!!!!」
確かにアメリカの言うこともまちがいではない、現状月はどの勢力の物でもないのだから。
だからこそアメリカは戦後の地球の発言力を考えた時に、月の奪還に大いに役立つであろう母艦の開発に力を入れているのだ。
月面のハイヴを単体で攻略できる戦術機母艦と呼ばれる機体を開発すれば、火星軍にも政府にも多大なる発言力が認められる上に、なによりもだ、そのような機体と圧倒的な火力を前にすれば。
戦後世界の地球統一という夢も実現できるのではないかという意見がアメリカ内部でもちらほらといわれているのだ。
そのためか第五計画派閥はこの派閥にも大してさまざまな工作をしているのだが、実際にまだ完成していない新型爆弾よりも、すでに完成しているが、
機体の更なるスペック向上を目指して作られる現存の機体をベースにした、新しい計画書、どちらを優先させるのかは、誰だってわかっていたが。
それをここに来て その思想を丸々コピーされたような火星軍の秘匿兵器のあの威力、
しかも防御力も並外れているのはレーザー級の照査されている数の多さではあったがその全てが秘匿兵器が展開した強力なバリアシステムによって、事実上無力化されているのだ。
「それにこの戦闘映像でも分かると思うが火星軍の艦艇などに標準装備されている、あのバリアシステムを搭載していると考えるとやはり戦後の地球でも火星軍や政府との協力関係は継続されるでしょう」
日本の議員の言葉では有ったが、同時にそれは真実の言葉でもあったのだ。
確かにアメリカは世界1で後方支援能力も圧倒的に上であり、国家でも戦術機の開発もしているが、
だが問題として色々な派閥が存在しているのだ。
その言葉にアメリカ以外の国の議員の連中は首を立てに振るしかできなかった。
「だが、確かに我々の計画でもそうでしたが、本来ならばこの過剰火力はオリジナルハイヴ攻略前の前哨戦として残りのハイヴ攻略として使われる予定でしたが、流石にそれは我々地球側として今後や戦後の発言力や影響力を考えて」
「地球の国家事で現在新型戦術機の開発・生産を行い我々の力だけでハイヴを攻略するためにもオリジナルハイヴを火星軍に全て任せる代わりに残りのハイヴ攻略は我々が主導で行うという条件を半年も前に出したばかりでしょうが!!!」
確かにそうなのであるが、実際に第3世代機の開発に成功しているの実質日本だけでは有ったが。
やはり現状では未だに試作機の不知火プロトタイプからさまざまなデータを引き出してようやく生
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