第１章 １年生前半〜学園生活に溶け込んでみた〜
第１話 入学試験デュエル〜ライロを落とせ、話はそれからだ〜
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ドラゴンからだ！サファイア・スプラッシュ！」
打って変わって今度はサファイアドラゴンがこっちに飛び込んでくる。ここは、
「ライフで受ける！うわっ！」
思ったより衝撃がすごかった。ソリッドビジョンすごいってそういう場合じゃないか。
龍華 ＬＰ４０００→２１００
「次はアックス・ドラゴニュートだ！アックス・シュート！」
それ手斧なの？投げてくるの？と思ったら投擲体制に入るドラゴニュート。
流石にそれはまずいので、
「速攻魔法発動！月の書！対象をドラゴニュートにして裏側守備表示にします！」
伏せてたカードで対処。
瞬間、くるりとカードが回り裏側になってしまった。
「やはりしのいできたか…私はこのままターンエンドだ」
黒服 ＬＰ３８００ 手札２枚
モンスターゾーン
サファイアドラゴン 風・ドラゴン族 攻1900/守1600 表側攻撃
アックス・ドラゴニュート 闇・ドラゴン族 攻2000/守1200 裏側守備
魔法・罠ゾーン なし
状況整理。さっきの盤面が崩れたおかげで、ライロは墓地に合計５種。
（さて、次のドロー次第だけど…ってあれ、もしかして私、勝ち筋見えてる？）
相手に魔法・罠ゾーンがない以上、邪魔される確率は低い。手札に誘発系カードがなければ、勝てる！
「私のターン！ドロー！」
これは…キター！これで勝つる！一気に決めちゃえ！
「墓地にはライトロードと名の付くモンスターが４種類以上いるので、手札からこのモンスターを特殊召喚！光の道の使者たちが集まりし時、全てを裁く白き巨龍がその姿を現す！現れよ、裁きの龍！」
その時、フィールドの上の空が曇ったと思ったら、雲を切り裂くように現れる裁きの龍。
フィールド上をぐるりと旋回し、私のフィールドの上に降り立った。
何というか…実物かっこよすぎじゃないですか！？なにこれ、すご過ぎ。
「攻撃力３０００だと…！？」「なんて攻撃力だ、でも相手の場にはまだモンスターが２体…！」
外野ざわざわ中。そらざわざわする。でも、裁龍の力はここから！
「ここで効果発動！私は１０００ＬＰを支払うことで、このカード以外のフィールド上全てのカードを破壊する！裁きを下せ！判決の刻！」
「「「な、なんだってー！！！？？？」」」
これこそライロの真骨頂、面制圧力は伊達じゃないよ！
龍華 ＬＰ２１００→１１００
「ジャッジメント…ですの（ｷﾗｯ」
やってみたかった。ごめんね黒○さん。
裁龍はドン、と舞い上がると、１つ大きく咆哮すると同時に羽ばたいた。
その激しい風圧の中、相手フィールドのカードを一掃していく。
てか、これ私にも来るのね…これが１０００支
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