暁 〜小説投稿サイト〜
HUNTER×HUNTER 六つの食作法
006話
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
でも習得難易度が高いのが指銃、それを簡単に出来てしまっているキルア。出来た理由は彼は手の形をナイフよりも切れる形へと変えているからだと思われる。その状態は手の筋肉も通常よりもかなり硬くなっており指銃が凄まじくやり易い形態と成っているから。

「剃とかから鍛えた方が良いと思うぞ、嵐脚は要するに超高速の蹴りによる衝撃波だからちゃんとした剃を使えるようになれば嵐脚もやりやすくなると思うぞ」
「やっぱりか……でもな〜んか剃のコツが解らないんだよな」
「一瞬の内に全力ダッシュ、これに尽きるからなコツ」
「それコツじゃねぇだろ最早精神論に近い何かだぞ」

実際そうなんだからしょうがない、瞬時に地面を10回以上蹴り、瞬発的に加速する。原理は極めて単純な物でコツも一瞬の内に全力ダッシュの他無い。これを何度も繰り返すしか無い。シャネル(自分)だってそうやって完全に会得したんだからしょうがない。そんな事を話しあっていると船の音と大きなアナウンスの音が耳に入ってくる、遂に4次試験終了の時間。1時間以内に戻って来いという物だ。

「時間か、行くぞキルア。帰りまで剃な、そうすれば対処マシになるだろ、んじゃスタート!!」
「あっちょっと待てよずりぃぞ!!」

剃で一気に加速してもう見えなくなりかけているシャネルを追いかけるようにキルアも同じく剃で追いかけるがレベルの差のせいか付いていくのがやっとだった。到着しプレートを見せ合格を確約させるとゴンたちが来るまで再び六式に付いて話し合うのであった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ