006話
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寸前に投げるの入れ替えたから。もう一方の取りに行ってそれをトレード擂ればいいと思うぜ」
「それナイスアイデアだな、キルアどうせなら俺と組まないか?1週間過ごすのに一人じゃ暇だろ」
「ああいいぜ、その代わり六式の話し聞かせてもらうぜ」
「やれやれ天才に授業するはめになるとはね」
二人は同時に地面を蹴ってその場を離れつつもう一つのプレートの捜索に向かう、キルアが投げた方向に向かいつつ円を展開してプレートを探す。どうやら木にいい感じに木に引っかかっていた為プレートはあっさり見つかった。そしてすぐさま反対方向へと向かって見ると、プレートを持ったまま地面に手をついて項垂れているハゲの頭の忍者、ハンゾーを発見する。
「おいそこのアンタ、198番のプレート持ってないか?」
「アン……確かに持ってるが……ってさっきの小僧!?」
「やっぱり居たんだな。結構バレバレだったぜ」
「ンガァ……」
落ち込んでいる所へプライドを抉る一撃が炸裂し更に色が白くなるように落ち込んでいく。
「あ〜……お前のターゲットは197か?それだったら今俺が持ってる197とその198を交換してくれないか」
「マジかっ!!?するする!!」
一気に顔色が回復したハンゾーは早速トレードに従った、シャネルも少々ハンゾーのテンションに引きつつもトレードを実施する。互いが得をする事、断る理由も無い。互いにしっかりと番号を見せ合った上でトレードをし完了する、これでこの場の3人の持ち点は6点、合格するのに十分な点となった。
「おっしゃああこれで後はこれを守りきるだけだぜ!!んじゃ有難うな感謝するぜ、しかぁしそこの小僧には礼は言わせねえぜ!!」
大笑いをしながら素早い身のこなしで去っていくハンゾー、しかし騒がしい。あれで本当に忍者が務まるのか甚だ疑問である。
「さてと、俺達も適当な所で隠れつつ時間過ぎるの待つか」
「おっと六式の話を忘れてもらっちゃ困るぜ」
「ちっ………っておいキルアまさか一週間で残りの六式覚えようとか言わねえよな」
「ニヒ☆」
小悪魔のような笑みを浮かべる一周り年下の少年に軽い頭痛を覚えつつ一目に付きそうに無い場所に移動するのであった。
「う〜ん……らぁっ!!」
第4次試験開始から7日。試験終了となる日がやってきた。シャネルとキルアは共に行動しつつ場所を変えながら六式の訓練に明け暮れていた。流石のキルアでも他の六式は中々体得出来ずに苦戦していた、剃は辛うじて擬似的なものは出来掛けているが本物と比べると程遠いもの。現在は嵐脚の練習を行っているが出来て精々キレの良いキックにしかなっていなかった。
「ぁぁ〜ムッズ、六式ムッズ!!指銃は簡単に出来たのに何でだよ!」
「否寧ろ指銃が一番難しいんだが……」
六式の中
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