『攻撃』
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僕以外の猫は
みんな大人の猫。
その中でも
1番小さい猫が
僕の前に来た。
流那チャンが
その子に気付いて
僕の横に来た。
僕を庇うみたいに
見えたのは
気のせいかな?
目の前の猫が
手を出してきた。
でも...
目の前には
流那チャンの手と
赤い色の...
流那チャンの手は
その子に
引っかかれてた。
じゃなくて
その子は僕を
攻撃しようと...
流那チャン...
ごめんね...
流那チャンが
その子を膝に
乗せて話し出す。
僕の横で。
『新しい子やし
マダマダ小さいし
優しいしてや...
いじめたらあかん!
チョコは優しい筈やん
チロのお姉さんに
なったってんやぁ』
僕は流那チャンを
取られたみたいで
悲しかった...
...そっか!
この子も...
そうだったのかも。
僕はその子を見る。
ごめんね...
一生懸命伝えた。
ツンとしてて
目も合わない。
流那チャンの話も
聞いてない...。
攻撃的な猫だ...
僕此処で
いじめられるの?
生きてけるの?
怖くなった。
そう思った瞬間
流那チャンが僕を
撫でながら
こう言ったんだ。
『強くなろうね
チロも...流那も...』
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