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魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―
第三章
二十七話 STAR T SABER《星と刃》
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「……あぁ」
[ありがとうございますー!]
情けないことに、返せた言葉は無表情なそんなごく短い一言だったが、それでも少女たちはクラナが返答してくれたことその物にとても嬉しそうに互いに微笑んだ。
そんな様子にどこか嬉しそうに微笑んだなのはが、思い出したように言った。

「そう言えば、はやてちゃんも来るっていってたよね?」
「うん、ミウラが出るからって」
フェイトの返しに、ヴィヴィオが唇に手を当てる。

「ミウラさん……私、そう言えば予選で当たるかもしれないんだった」
「組み合わせってどうなってたっけ?」
「(ピッ)」
「ん、ありがとクリス」
リオの言葉に、何を言われるでもなくクリスがトーナメント表の表示されたホロを出す。優秀な自分のデバイスに微笑みかけながら、メンバーはそれを覗き込んだ。

「これって……!」
「あーらま、結構良いとこキテるなこりゃ」
「…………」

────

その日の夕方、八神家近くのビーチにて、ミウラはヴィヴィオ達と同じように、自らが参加する予選四組のトーナメント表を覗き込んでいた。

「ミウラのスーパーノービス一回戦はゼッケン399の子、これはまぁ問題ないとして……」
幼ない見た目に反しない特有の高い声でそう言うのは、八神はやての融合機、リィンフォース・ツヴァイである。

「いえいえ!その方だってきっと強いですから!!」
ガチガチに緊張した様子で「問題ない」の部分をなぜか全力で否定するオレンジ髪の少女……ミウラをスル―して、リィンフォース……リィンは続ける。というのも、その試合で「問題ある」ようでは困るからだ。何故なら……

「次の試合──エリートクラス一回戦で、いきなり上位選手が相手!!」
そう、彼女のエリートクラス一回戦の対戦相手は……

「ミカヤ選手の最高戦績は二年前の、都市本戦三位!!超強敵です」
彼女の戦績からすればまさしく遥か高みと言っても過言ではないほどの相手、ミカヤ・シェベルその人なのだから。

「あー、うー……」
ミウラ自身、これにはすっかり参っていた。考えるだにどうしたらいいのかわからず、目をグルグルにして意味の無い言葉が口から洩れる。

「ま、先の事ばっかり考えても仕方ねぇ」
そんな空気をぶった切ったのは、ミウラの直属の師匠でもある、ヴィータだ。

「せっかくのスーパーノービスタートも、初戦で負けてちゃ世話無しだからな。こっからもガッツリ鍛えていくぞ」
「っ、はいっ!!」
「それで、だ……」
気合を入れなおすミウラに、腕組みしたヴィータはニヤリと笑いかけた。なぜかその笑顔に嫌―な予感を感じて、入れなおした気合が霧散しそうになる。

「試合に向けて、お前のメンタル面の方も鍛えなおしが必要だと思ってな……あたしらでちょ
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