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魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―
第三章
二十七話 STAR T SABER《星と刃》
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ッシュ女子たちの中でもひときわフレッシュなわれらがチビーズ事チームナカジマの少女達は、今日も今日とて元気いっぱいであった。

「と、いうわけでー……!」
「やってきました、地区予選大会、エリートクラス!!」
「「「わぁーーーー!!」」」
「わ、わぁー……」
「こら、はしゃぐな〜、ったく……」
リオとヴィヴィオを中心にはしゃぎ始める子供たちに、ノーヴェが呆れたように苦言を漏らした。もっとも、アインハルトは明らかにはしゃぎ切れていなかったが、まぁ、そこはご愛敬である。

「ヴィヴィオ―」
「あ、ママ!」
と、不意に観客席から声がかかり、ヴィヴィオは声の下へと走り寄っていく。そこには娘たちの初戦を見逃すわけにはいくまいとわざわざ休みを取ってやってきたなのはとフェイトが座っていた。

「いよいよ一回戦だねぇ」
「みんな、試合は午後からだっけ?」
「あ、リオは午前のオーラス!残り三人は午後からだよ!」
ちなみに、オーラスというのはAll last、最後の試合という意味である、作者個人としては麻雀用語というイメージが強いのだが……失礼。と、ヴィヴィオの言葉にフェイトが苦笑しながら体をゆすった。

「うぅー、なんだか私の方がドキドキして来ちゃったよ……」
「大丈夫!フェイトママは落ち着いてみててよ、私達みんな、思いっきり頑張ってくるから!」
「……うん!」
グッとガッツポーズをして見せる愛娘に、二人の母どこか嬉しそうに微笑みを返す。自信とやる気に満ちた彼女を誇らしく思いながら、二人は笑顔で娘を見送った。
その直後、なのははふと、周囲を見渡してフェイトに尋ねる。

「……そう言えば、クラナは今日も練習なのかな?」
「うーん、何時もより早く家を出てったし、多分……」
「……そっか」
欲を言えば、今日の妹の初戦を見にきてやってほしかった、という願望はないでもない。しかし彼とて明日の試合に向けて己を高めている最中なのだ。兄妹お互いに全力で努力を重ねているのは、決して悲しむべきことではない。練習に打ち込む息子と、試合に臨む娘の双方を心の中で応援しながら、なのははスタジアムに視線を戻した。

────

さて、その頃スタジアムの選手控室では……

「はぁぁ……ふぅぅ……」
「ちょっとはマシになった……のかぁ?」
「まぁ、少なくともガチガチではないかもしれんな」
やたらと過剰な深呼吸をするミウラに呆れたように、ザフィーラが腕組み、ヴィータが後ろ手に頭を掻く。先日の初戦となるスーパーノービス戦でもこんな様子で、少なくともこれまでのガチガチとした様子はなかったのだが……

「逆にこれはこれで緊張してるかしてねーか分かんなくて問題なとこあるんだよなぁ」
「まぁ、今までより分かりづらくなったという一理あるな」
「え
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