第十章 仮想世界
第8-2話 上条と十香と折紙
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越えて二人はここまで来た。
平和になった街で、十香と結婚して。
そして。
上条は改めて、十香の方を向いた。
上条「……あぁ、俺もだ」
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〜上条×折紙編〜
折紙「少し買い物に付き合ってほしい」
上条「………え?」
この言葉が悪m………デートの始まりの合図だった。
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放課後、上条と折紙は近くのショッピングモールに来ていた。
ファッション店を中心に一階から四階までビッシリ店が並び、地下には駐車場まで設けられており、市内でも人気のショッピングモールである。
学校帰りにこのショッピングモールに寄る学生も多く、それは上条達が通う生徒達も例外では無かった。
勿論その中には恋人同士で来る人もいるだろう。
彼氏彼女がいない人達からすればリア充爆発しろ!と心の中で叫ぶ光景だが……現在、上条と折紙は端から見れば恋人同士にしか見えない。加えて折紙は中々の美人だ。特に男子からの嫉妬の視線が上条の背中をエグるように突き刺していく。
それに上条も気づいていた。
上条「えーっと、折紙さん?」
折紙「何?」
上条「その……胸が、当たってるんですが……」
折紙「当ててるから問題ない」
上条「問題しかないッ!!こんなことされたら平凡な男子高校生は勘違いするんですよ!?上条さんも例外じゃないかもしれないんですよ!!?」
折紙「…………」
上条「…………あれ?無反応?」
予想外の反応に、上条は困惑していた。
一分くらい経ってから、折紙は口を開いた。
折紙「…………勘違いされては困る」
上条「よかった。ってことでこの手を離しーー」
折紙「士道と別れなければならなくなるから、困る」
上条「ーーて………んん???」
つまり……どういうこと?
上条は良くない頭で理解しようとしたが途中で諦めた。
そして、何故かこの事に関して質問してはいけない気がしたのは気のせいだろうか……?
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ー
折紙「やはり貴方にはパーカーが似合う」
上条「ん、そうか?……そういや私服はパーカーが多い気も」
現在上条と折紙はファッション店で服を見回っていた。折紙は主に上条に似合う服を探し回っていたが上条はファッションはあまりしない方なのでこういう場所に来てからずっと困惑していた。
上条「そういや……」
折紙「?」
上条「いや、何で俺を誘っ
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