暁 〜小説投稿サイト〜
メン・タンク・マッチ:MTM
初動編
MTM:初動編  第4話「賭退(チャンス)」Cパート 後半
[7/7]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
犯切るの忘れてたわって、何やってんだお前ら?」
と倒れた二人に言った。
「何って見りゃ分かるだろ撃たれたんだよ。俺たちはもう駄目だ」
「くそー、こうなったらあの娘に全部言いたいこと言えばよかった」
「は?何言ってんだ。あれ全部空砲だぞ」
とアルベルトの言葉に天桐は
「え?」
と急いで自分の体を確認した。どこにも怪我はなかった。そして、後ろのアルベルトや回りを見て、何も壊れてもいない状況を確認した。
「嘘だろ。え、まじで空砲?・・・だって俺らが入る時、撃ったら壁に穴開けたじゃん。」
とアルベルトに言うと
「あーあれね。あれはだな」
ポケットからリモコンの様なものを取り出すと、例の銃弾が打ち込まれたはずの壁に向けてボタンを押した。
パァン
壁の一部が突然小さい爆発と共に大きな乾いた音と小さい煙を出した。
「「!」」
「映画の撮影とかで使っているものと同じトリックだ。これなら本物見たいに思うだろ」
とリモコンをしまうと
「それにしても、フフフ・・・お前らほんと面白いリアクションだったな」
そう言いながら笑うアルベルトに二人は
((こいつ、いつか仕返ししてやる))
と心の中で怒りといつか仕返しをしてやると思った。
そんなこんなで色々とあったアルベルトの家から離れていき。
「それじゃあ、また今度な」
「あぁ、準備して待ってるぜ」
天桐はアルベルトと挨拶をして、バイクの方へ向かった。


外に置いてある加埜のバイクの所に着くと
「ハァー、疲れた」
天桐は酷く疲れた顔で溜息をついた。
「全くだよ。昔からお前といると次から次へと何か起きちまう」
加埜がそう文句を言いながら、座席に置いてあるヘルメットの1つを天桐に渡す。
「そりゃ、悪かった」
とヘルメットを被った。
加埜がバイクに跨がりヘルメットを被るとエンジンを掛ける。
「じゃあ、帰るか」
「あぁ、帰りも安全運転でなぁ」
天桐が後部座席に座ると加埜はアクセルを回した。

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ