第五章
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すか」
「そうしますか」
「そうしよう、しかし学問もな」
それもというのだ。
「やっぱりあれだな」
「考えるより動く」
「そうした方がいいんですね」
「あれこそ考えるより」
「手や足を動かすべきですか」
「本も開いてフィールドワークをする」
「現地調査もですね」
周りも彼に言う。
「それでもいいんですね」
「先生みたいなやり方も」
「そういうことだ、さあまた忙しくなるぞ」
この度の発見でだ、このことは言うまでもなかった。
「じゃあそこでも動くか」
「本当に動く学者さんですね」
「猪突猛進ですか」
「そしてそれが道を開く」
「そういうことですね」
周りはその暢樹に笑みを向けていた、少なくとも今回の彼の行動は大きな実りとなった。考えるより動く、そうした学者もいてそれが大きなことをする。彼はそれを周りに見せたのだった。
猪突猛進 完
2016・5・25
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