第三章
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でもそれは同じでだ。
ある日彼は自身の研究室で本を読み耽った後にこう周りに言った。
「俺はどうやら大発見をしたぞ」
「大発見といいますと」
「それは一体」
「ああ、鹿児島にもかなりの古墳があるみたいだ」
こう言うのだった。
「あそこにな」
「鹿児島に、ですか」
「そういえばあそこはこれまで古墳とはあまり縁がありませんでしたね」
「九州は朝廷に反抗的な勢力もいましたし」
「鹿児島までは」
「その鹿児島にな」
まさにというのだ。
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