第三十六話 異次元の敵
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儖が呼び出したのは何とファイヤージェットだった。そして牙儖は一体化しその姿を現した。
「チェンジ!ファイバード!ってな!!!」
「・・・・・・・・・・」
ミッドタワーの前に降り立った牙儖が仲間の勇者・・・ファイバードになった事に驚きを隠せない力。
すると牙儖は飄々と答えた。
『ああ!?これ?かっこいいだろ〜あいつの世界から奪ってやったんだぜ〜!?世界を潰してな!』
牙儖の言葉に力は・・・
「・・・宇宙警備隊の人達はどうした?」
「ああ!?あいつ等なら皆殺しにしてやったぜ!!イヤアアアアアアハアアアアア!!悲鳴が最高だったなアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
余りにもイカれた発言の牙儖に力は・・・
「何て・・・むごい事を・・・」
「ああ〜ん!?よく聞こえねえなぁ〜?」
「・・・黙れ外道ぉぉ・・・」
牙儖の言葉を受けた力の怒りが爆発した。その表情は正真正銘の悪魔の如く・・・
「おお〜怖え〜?」
「・・・お前が今まで無事でいられたのは俺がお前の事を知らなかったからだ」
あくまでも挑発を続ける牙儖に力の怒りはとっくに頂点を振り切っている。
そして
勇者でも・・・悪魔でもなく・・・ただ悪を倒す為だけの『鬼』と化した
「ブレイブエラゴ!!」
力の叫びと同時に登場するブレイブエラゴ。力・・・そしてはやてが搭乗し・・・
「融合合体!!」
ブレイブエラゴが人型に変形すると力と一体化し瞳が淡い緑に光った。
『ダグ!ブレイブ!!』
バトルフィールドを外に移しダグブレイブとなった力は牙儖の搭乗するファイバードと対峙する。
『ヒャヒャヒャヒャ!!てめえファイバード相手に戦えるかな〜勇者は仲間意識が強いからな』
明らかに挑発する牙儖にダグブレイブは応えた。
『・・・俺は相手が勇者だろうが悪党なら容赦しねえぞ』
『なに?』
違う答えに牙儖は驚く。
『お前みたいな蛆虫には俺みたいなハエタタキが必要なんだ!!』
ダグブレイブの言葉にはやては・・・
「おっしゃ!力君ぶちかましたれや!!」
『おっし!先手必勝!!』
『ヒャヒャヒャ!!かかってこいよ!雑魚君!!』
相手の挑発に怒りながらもダグブレイブは牙儖に跳びかかった。
『ブレイブバーン!!』
ダグブレイブの胸の宇宙警察機構の紋章から光弾が放たれるが牙儖にいとも簡単に防がれてしまった。
『だったらこれだ!ブレイブマグナム!!』
左腕からブレイブマグナムを抜くと牙儖に向かって構えた。
エネルギーが充填され牙儖に向かって放つが再び防がれてしまう。
『く!ダメか!』
『最強の俺様に勝とうなんてあ
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