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勇者指令ダグオンA's
第三十六話 異次元の敵
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てやつが殴り込んできやがった」

力の様子に何かを察した飛鳥。

「ありゃ〜そんな愚かな奴が居たとはね・・・けど・・・あんた・・・ブチ切れてるだろ・・・様子でわかる・・・はやてが絡んでるだろ・・・あたしがすぐに行くから待ってろ」

「・・・時間がない・・・それに・・・悪いのはあいつだ」

「お前は勇者ダグオンだろ・・・いいか・・・あたしが行くまで絶対に手を出すな・・・あたしはあんたの何だ?」

「・・・相棒」

「だろ?・・・死んでも協力してやるからあたしが行くまで絶対に馬鹿だけはやるな!!」

「俺に馬鹿やらせようとしたのはあいつだ・・・」

そう言って通信を切る力。

飛鳥はすぐに仲間達に危機を知らせると・・・

「大変だ力達が襲われた!」

「「「ええええ!?うっそおおお!?」」」

仰天する3馬鹿達

2秒後

「で?昼飯どうする?」

「かつ丼でしょ」

「親子丼」

「牛丼」

己の昼飯の事を心配する3馬鹿。

この人たちにとって力とはやてが襲われた等と言うのは2秒くらいの衝撃でしかないらしい。

・・・薄情な人たちである。

というより力は毎度毎度恨みを買ってきては誰かしらから襲撃されている為襲撃され慣れたのだろうが・・・

「・・・あんたらそれでいいのか?」

管理局的には問題児の飛鳥だが八神組的には常識人な飛鳥のツッコミに・・・

「だってウチの大将に喧嘩売るような愚かな奴ナスカ以外にいるか?」

そう言って腕組むサイモン。

「・・・ウチのゴキブリの事殺せた奴なんて居たか?」

超冷たい視線の北斗。

「次元世界最強の生物と次元世界最悪の悪魔だしね〜」

付き合い浅いが楽観的な紫。

「確かにな・・・だがあたしは行く・・・あいつははやてが絡むと何処までも突っ走る馬鹿だからな」

そう言って準備する飛鳥はウィザーエヴォーラに乗り込み・・・

「それに一週間絶食のあいつは最高に機嫌が悪い」

そう指摘考察を言って援護に行くのだった。





ところ変わってダグベース・シャマル先生の自室

「ふう〜平和ね〜」

ダグベースで暢気に紅茶飲んでいるシャマル先生。

すると

ビービー!!

警報が鳴った。

「あら〜愚かにも誰か着たみたいね〜」

楓特製の超凶悪な警備システムが起動し侵入者を徹底的に撃退しようとする。

一切の容赦なく侵入者に対しビームキャノンが発射された。

だが侵入者も頑張っているのかギブアップせずシャマル先生の部屋に向かう。

そして何やかんやでシャマル先生の前に現れたのは少年だった。

「あら〜随分とらしくない侵入者ね〜」

「ぜぇ・
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