第三十六話 異次元の敵
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舞いに行くのだが・・・
病室にて・・・
「はやて!もう一度金出して!バイキングに連れてって!」
「知るか!」
はやてに思いっきり泣きついている包帯で全身ミイラ状態の力。結局あの後ミッドタワーは半壊しパーティは中止になった為バイキングにありつけなかったので、はやてに強請る力ちゃん。
因みに力の怪我は複雑骨折多数・出血多量で致死量の1億倍の血を流し打撲は数え切れず
並の人間なら確実に死んでいるであろう。
そんな力をウザそうに蹴り飛ばすはやて。
「いてててて!!はやて!俺だって不死身じゃねえんだぞ!!」
はやての蹴りで悶絶する力ちゃん。
それを見ていた燐は・・・
「この人は自分の命より食べ物の方が大切なのかな・・・」
力の行動原理に唖然としてしまうのだった。
その隣では・・・
「・・・はぁ・・・たくこいつは・・・」
相棒に呆れながらもお見舞いで貰ったリンゴの皮を剥いている飛鳥だった。
だが同時にある事に気付いた。
「あのビー玉・・・人の特殊能力を奪うって言ってたな・・・あいつなんか特殊能力あったっけ?」
「そういえば・・・特に思いつかへん」
頭抱えて考え出す飛鳥とはやて。
ただ他人より体力と生命力が強いだけである。
そう・・・力の能力など大した能力では無いのであった。
一方バイオネットの本部では・・・
「あのくそガキぃぃぃぃぃぃ!!」
新たな肉体に宿った牙儖は力に復讐を誓うのだが・・・突然・・・
「毎度〜全国どこでもお届けしまっす」
民間の宅配業者がバイオネットの本部に小包を届けに来た。
牙儖は小包を受け取り中を開けると・・・
中にはぎっしり詰められたビー玉が・・・
「あの餓鬼殺すうううううううううううううううう!!!」
こうして終始おちょくられた牙儖は力達に復讐を誓うのであった。
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