第三十六話 異次元の敵
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異世界の狭間にて
不気味な影が力達の住む世界を見つめていた。
『へぇ〜・・・南力か〜・・・こいつが一番ウザったそうだな〜早めに駆除しておくか』
凄まじいエネルギーの波動と共に不気味な声の主がミッドチルダへと舞い降りた。
第三十六話 異次元の敵
ある日の海鳴の南家にて・・・
「力君じゃーん!」
はやてが嬉しそうに力に招待状を見せつけた。
その内容を読んでみる力。
「何々・・・この度はご応募ありがとうございます。ミッドタワー完成記念パーティの当選おめでとうございます・・・同伴者歓迎・・・ただし正装」
「来週なんやけど力君一緒に行かへん!」
すると力は・・・
「いや俺こういう所は向いていない」
誰が見ても正装行事に絶対に向いていない力。
するとはやては
「超豪華バイキング付だって〜」
「行く行く!絶対に行く!!」
バイキングに釣られて返事してしまう力だった。
一週間後ミッドチルダにて
グーグー!!グウウウウウウウ!!!
凄まじい腹の虫と共に正装姿(征西学園の制服)の力。
その理由は・・・
「・・・この男はよく7日も水だけで生きて来れたな」
かなり呆れ顔のコート姿のはやて。そう力はこの日の為に7日間食事をしなかったのだ。
「全てこの日の為だ!!今日は思い切り食べるぞ!!」
とてもじゃないが意地汚い力ちゃん。
そして何やかんやでミッドタワーに到着し千階の展望台に到着するや否やパーティ会場となっており超豪華なバイキングが並んでいた。
受付を済ませるとコート脱いで見事なドレスを力に披露するはやて・・・だが・・・
「(ぐぅぐぅ!!)腹減ったあああ!バイキングはまだかああああ!!」
この男の場合花より団子のようでありご馳走の方が大事なようだ。
それを見たはやては呆れ顔で・・・
「まぁ・・・想像はついたわ・・・」
するとミッドタワーの偉い人が現れ完成の演説が始まった。
演説よりも早くバイキングが食べたい力。するとはやてが何かに気付いた。
「何やあれ?」
展望エリアなので外を見ると何やら接近する影が・・・
「皆さん!伏せてください!!」
真っ直ぐ向かってきた影は強化されている窓ガラスをぶち破り何かの機械を投げこんだ。
すると機械が展開し強力なAMFが形成され会場に来ていた人たちの動きが封じされてしまった。
「なんや・・・このAMF・・・めっちゃきついわ」
はやてほどの魔力があっても動きを封じられてしまうAMF・・・通常の人達ならば一溜りも無い。
「何ごとだ!?」
魔力的な要素を一切持っていない力は唯一自由に動き回
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