圏内事件〜始まり〜
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・・・・・・ゴハン一回」
「は?」
それはオゴれ、と言うことだろうか。だとするとあまりにも理不尽すぎる気が・・・・・・
「ゴハン、何でも幾らでも一回オゴる。それでチャラ。どう?」
ラッキィ?????!!
「57層の主街区にNPCレストランにしてはイケる店があるから、そこ行こうぜ」
「・・・・・いいわ」
57層主街区?マーテン?に到着した異色の三人は、キリトについて、メインストリートを歩いていた。
すれ違うプレイヤーたちがギョッと目をむいている。
そりゃあそうだろう。アインクラッドの中で5本の指に入るくらいにきれいなアスナが、男を連れていて、その相手が攻略組プレイヤーの中でも名高い不真面目ソロプレイヤーなのだ。目をむくな、という方がおかしい。しかも先輩楽しそう。
そうこうしているうちに、目的の店についた。
オゴッてもらえることなどそうそうないが、さすがに気が引けるので、ちょっと遠慮した。
が、先輩は鬼のようにガッツリと頼んでいた。
料理が来るまで他愛無い話していた。以外にもこの2人、仲が良いらしい。
と、
「きゃああああああ!!」
悲鳴!?
店の外からだ!!
「リョウ、アスナ、行くぞ!!」
「うん」
「了解です!」
店の外に出ると、男の人がぶら下げられており、お腹に槍が刺さっていた。
「早くそれを抜け!」
しかし、すでに遅く、男の人はポリゴンの破片となって、死んでしまった。
「っ!!」
圏内事件が始まった瞬間だった。
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