暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic12君は誰の子? あの人の子〜Parent & Children〜
[9/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
へんよ』はやてだった。
『それはどういう意味かな〜、はやて?』
『そのまんまの意味やよ、シャルちゃん。セインテスト調査官は・・・、ううん、ルシル君は渡さへんよ』
『またわたしの前に立ち塞がるのね、我が最強の恋敵・・・八神はやて!』
額がくっ付きそうなほどに接近して睨みを利かせるはやてとシャル。まぁ2人の身長差が激しいため、はやてが見上げ、シャルは見下ろすような感じだ。その光景に外野が俺から少し距離を空けて・・・
「あの、八神部隊長とシャルさんって、その・・・」
「ルシルさんのことが好きなんですか・・・?」
「そうですよ。もう10年と続いてる三角関係なのです」
「正確には、トリシュ・・・、トリシュタン・フォン・シュテルンベルクも入ってっから四角関係か?」
「おーっと。アイリも入ってるよ。五角関係だね♪」
俺に聞こえないようにするためか小声で話し始めた。そこは念話で、俺抜きですればいいものを。俺の耳の良さを知っているだろうに
「ルシルを慕うシャル達はまぁ良い子ばかりだから、ルシルが刺されるような事態に張らないと思うけどね」
「「刺される・・・!?」」
アリサの俺が刺される発言に、キャロとエリオが顔を青くして見せた。そしてアリサとヴィータが、恋愛とその恋敵のドロドロとした例え話やその結果を教えた。どれもドラマや漫画でよく見かけるものだ。というか、そんな話を2人にするなよ。恋愛に怯えたらどうする気だ。
「よっこらせ」
アリサ達の話に耳を傾けながらはやてとシャルの様子を眺めていると、急に何を思ったのかシャルはその豊満な胸を強調するかのように腕を組んだ。するとはやての口端がヒクッとなった。
「な、そ、それは何のつもりなんやろ、シャルちゃん・・・?」
「べっつに〜。ただちょっと重かっただけ〜」
明らかに煽っているな。わなわな震えたはやては「別に女の子の魅力は胸だけやないもん!」なんて言いながらシャルの胸を両手で鷲掴みして、「うりゃぁぁぁ!」全力で揉みしだいた。なのははヴィヴィオ、俺はフォルセティ、フェイトがエリオ、そしてシャマルがキャロ、というように後ろから子供たちの目を両手で覆い隠した。
「ひゃあん!?」
「女の子の魅力は体だけやないんやよ! フォルセティは、わたしら八神家が預かる!」
シャルの胸から手を放したはやては、左手を腰に、そして開いた右手を前方へと突き出した。
「ちょっ、はあ!? はやてんところって、もうリインみたいな娘がすでにいるじゃん! シグナム達っていう家族もいるし! フォルセティくらい、わたしに預からせてくれてもよくない!?」
「それはそれ、これはこれや! セインテスト調査か――ああもう! ルシル君は今も八神家の一員
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ