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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic12君は誰の子? あの人の子〜Parent & Children〜
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そう言ったシグナムとリインに対して、「騎士カリムの預言に当てはめたらどうだ」ルシルがそう返した。あたしは騎士カリムの預言なんて話は聞いてないから「なんの話?」って訊ねてみた。
「そうやね。良い機会やしアリサちゃんにも知っておいてもらおか。実はな・・・」
そう前置きして、はやては機動六課設立の本当の理由を教えてくれた。騎士カリムのスキルである未来予知。その預言の内容を阻止することこそが本当の目的だって。んで、その内容を聴いたんだけど、「ヤバいわね・・・」軽く戦慄する。地上本部の崩壊どころかミッドチルダが滅ぶような内容だった。
「・・・っと。そろそろあたしは戻るわね。ギンガも待ってるし。シャル、アンタはどうすんの?」
もうちょっと長居して預言内容の解釈に付き合いたい気もするけど、あたしは108部隊の隊員だ。今は自分の仕事をきっちりとこなさないと。シャルも今は教会騎士団の1部隊を預かる隊長だし、六課に留まる時間はそうないって思ったんだけど・・・。
「わたしは今日はもうオフシフトだから、このまま六課に残るよ」
そう言ったシャルは笑顔を浮かべて、あたしに手を振った。少しの時間でもルシル達と一緒に居られるのが本当に嬉しいみたいね。
「そう。じゃああたしはこれで」
そしてあたしはフェイト達に見送られながら六課の隊舎を後にした。
†††Sideアリサ⇒ルシリオン†††
アリサを見送った後、はやて達は改めて預言内容の解釈を続けた。フォルセティは俺の実子じゃない、という身の潔白を証明し終えたことで調査官モードに戻っている俺。そのため彼女たちの話し合いをただ聴いていることしか出来ないことに歯がゆい思いをしているわけだ。
「――旧い結晶はやっぱりレリックやろね」
「無窮の強欲ってぇのは判んねぇな」
「レリックと集い交わる地っていうのはミッドのことかな・・・?」
「じゃあ強欲はプライソンってことでいいんじゃない?」
「死せる王と騎士というのは何でしょう?」
『たぶんだけどヴィヴィオとフォルセティじゃないかなぁ。ヴィヴィオのオリジナルは聖王女オリヴィエ・・・』
「魔神オーディンはアムルの騎士でもあったからな。フォルセティはルシルのクローンではなく、オーディンのクローンなのだろう。つまりは死せる騎士はフォルセティのことを差しているのだろう」
俺もシグナムに賛成だ。俺もフォルセティがクローンだと思い至った瞬間に、死せる騎士があの子なのだと理解した。
「次は・・・聖地より彼の翼が蘇り、やけど・・・。昔、王さまはユーリ――砕け得ぬ闇のその威容は大いなる翼、すなわち戦船かもって言うてたし。おそらくこの預言の翼も戦艦とちゃうんかな・・・」
はやてが随分昔の話を出してきて、彼の
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