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うちはオビト逆行物語 [ 逆行?何それ美味しいの?] 壱
うちはオビト逆行物語 〜やっとの1歩〜
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そうになる、いつまでたっても俺は泣き虫のままなのか。
どうしよう、顔を見たくない。
見たらきっと喜びと不安が混ざって訳が分からなくなる。
ぐっ、と堪えつつもその人物の方を見た。
「君たち4班の隊長になるミナトだよ、よろしくね。」
あぁ、変わらないな。
いや・・・変わらなくて当然なのだろうが、やっぱり会うと嬉しいものだ。
でもここでは初対面ということになっている。
卒業試験よりも気を張っていかねばならん、集中しよう、でもそれとなく自然にして。
俺らはミナト先生を正面にして、右からカカシ、リン、俺の順で並んだ。
「まぁとりあえず今日はみんなで自己紹介をしようか、それじゃあさっきも言ったけど俺からいくね。
オレは波風ミナト、誕生日は1月25日で血液型はB型だよ、よろしくね!」
そういって爽やかスマイルを俺らに向ける。
相変わらずだな・・・おい。
「それじゃあ次は・・・右から順に言ってもらおうかな、君から言ってってね。」
そう言ってカカシをちょっと前にだす。
カカシは困りながらも口を開き始めた。
「・・・はたけカカシ、誕生日は9月15日血液型はO型です、よろしくお願いします。」
そう言ってカカシは先生に向かって一礼をした。
相変わらず訳わかんねぇなぁ・・・。
ミナト先生は関心したようにカカシを見て頷く。
「うん、よろしくね、じゃあ次は君。」
「は、はい!」
カカシは下がり、リンが前に出る。
「えっと・・・のはらリンです!誕生日は11月15日で、血液型はA型です!よろしくお願いします!」
そう言ってリンもカカシ同様に先生に一礼をする。
可愛いなぁ・・・。
「ん、よろしくね、それじゃあ最後の子だね。」
「はい!」
できるだけ、元気で馬鹿っぽい奴って言う印象を付けるんだ。
リンが下がったのを確認し、俺は前に出た。
「俺はうちはオビトです!誕生日は2月10日で血液型はO型!これからよろしくお願いします!」
そう元気に言った。
「ん、元気でいいね、よろしくね。」
よし、それじゃあ行こうか、と笑顔を振りまかれ俺らに背中を見せた。
「・・・行くって、何処へ?」
カカシは困りながらもそうミナト先生に問いかけている。
俺は知ってるからいいけどよ、どうせあそこだ、あそこ。
「ん?あぁ、言ってなかったね、今から俺の彼女の所で皆でご飯を食べるんだ、これはチームワークを強くするための交流だから強制だよ。」
君らの親御さんには言っておいたから夕方までいていいから、そうやってまたしても爽やかスマイルを振りまく先生。
リンは目をパチパチさせ、カカシに至ってはもう最悪だ、と声に漏れていた。
にしても、久しぶりだな・・・クシナ、さんの手料理。
・・・今回はちゃんとさん付けしなきゃな。
「さぁ、行こっか!」
先生の足
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