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第二章
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顔で話した。
「いいわね」
「うん、じゃあ明日にでも公園の前で鳴らすわね」
「弓を張ってね」
 こうしてだ、実際にだ。
 瑠璃は次の日の下校の時にだ、公園の前でだ。
 またあの鳴き声が聞こえてきたので公園の前で立ち止まり鞄を足元に置いて祖母が言ったまま弓を出して張ってだ。
 弓を鳴らした、それも二度三度と。
 すると怯えた声が聞こえてきてだ、そのうえで。
 声は消えた、あの寂しげで不気味な声は。
 そのことを確認して弓をなおして鞄も取って家に帰った。そのうえで祖母に一部始終を話すと祖母は彼女にこう言った。
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