第2章:異分子の排除
第35話「その太刀筋の輝きは」
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ー、目的の一つが達成できたから...かな?」
「桜さんが嬉しそうにする目的って一体...。」
大抵な事はあっさり成し遂げる桜が嬉しそうなので、秋十は桜がどんな事を仕出かしたのか戦慄してしまう。
「....言っておくけど、そんなやばい事じゃないからな?」
「わ、わかってますよ...。」
「....ま、秋十君にとっても嬉しい事だよ。これは。」
「俺にとっても?」
どういうことかと、秋十は首を傾げる。
「...近いうちにわかるさ。」
「は、はぁ....?」
訝しむ秋十を他所に、桜は部屋の椅子に座った。
「(第一の目的は果たした。後は....。)」
桜は内心ほくそ笑む。
洗脳は全員解き、次にやろうとしている事を見据えて。
「(個人の修正は終わった。...さぁ、世界の前に、復讐でも果たそうじゃないか...!)」
秋十に気づかれないように、桜は嗤う。
世界の運命を捻じ曲げようとした、一人の人間に復讐できる事に歓喜して。
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