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ヨハンだがこんな状況を覆す
自分なりの美意識
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 なまじコーディネーターだから期待されてしまう。彼らは力があるから大丈夫だろうと。
 だが心まで強くできる訳ではない。彼らは近視眼的状態になっているのだろう。

 そんな事を考えながら思考を巡らせていた。
 その時。俺の感覚が強い殺気を感じ、何かの来訪を告げる。

「キラ!フェイズシフトを付けろ!敵が来るぞ!」

「なんだって!そんな?!」

 頭上のダクト管のような物からMSとMAが出てくる。

 シグーが最初に出現し、メビウス・ゼロも後に続く形で侵入してきた。

 (シグー、ラウ・ル・クルーゼか!)

「装備をつけて!早く!」

 近くで機関銃なんかたまったもんじゃない。
 俺はアスカローネでシグーに接近戦を仕掛ける。

 まぁ無論実体剣ではなく、ビームサーベルだが。
 構えていた機関銃ごと右腕をすれ違い様に奪う。

「くそ、とんだ邪魔者がいた様だ!」

「残念だったな」

 ツインビームライフル。ビームハンドガンが使えないせいで、追い込みが!
 そんな状態の中。大きな戦艦が出てくる。
 アークエンジェルが出てきたか…。

 戦艦を確認したシグーは、重斬刀を捨て機関銃を取り艦に攻撃を仕掛けていく。

「君はあとにしておこう」

「逃がすか!チッ…!」

 知らない機体である、これを見たメビウスが接近してくる。
 このままでは…。
 そんな事を考えている間に、やはりキラがアグニでコロニーに大ダメージを与えてしまう。

 そして空いた穴からシグーは逃げ出して、俺達は母艦の先端部分に着陸する。

 (さて。この後が最初の山場だな)

 ある程度の自由度のある立場にはいたいからな。

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