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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十七話 派遣任務 3
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サーチャーの監視の合間を縫って、食事を始める機動六課の面々。
合流した現地協力者との和やかな交流の中アスカは……
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者、始まります。
outside
「運転お疲れさま、フェイトちゃん」
「うん……私よりアスカが」
コテージに戻ってきたメンバーが車から降りる。
その車の後ろを見ると、アスカがゼェゼェと肩で息をしていた。
エリオとキャロがアスカにペットボトルを渡しているのが見える。
「ちょっとかわいそうだったね」
ティアナに押し切られた形でこうなったが、よくよく考えてみたら自分とリインがまた飛んで帰れば良かったのでは?と考えるなのは。
「スバル、ティアナ。おまえ等この任務終わったらキッチリ話つけてやるからな」
汗だくのアスカが二人に詰め寄る。
「別にいいでしょ?減るもんでもないんだし」
「ティアナさん?オレの体力が減ってるんですけど?」
「ゴハン食べれば回復するよぉ」
「スバル、お前と一緒にするな」
何やら揉めてる三人の鼻に、食欲のそそる香りが漂ってきた。
「ん?なんだ、この良い匂いは」
ヒクヒクとアスカが鼻を動かす。
「はやて達がもう晩ご飯の用意を始めてるのかな?」
肉の焼ける香りに気づいたフェイトがそう言った時だった。
「あ、お帰り!」「なのはちゃん!フェイトちゃん!」
アリサと長い黒髪の女性、月村すずかが駆け寄ってきた。
「すずかちゃん!」「すずか、久しぶり!」
お互いに抱き合うと、楽しそうに話し始める。
その様子を、珍しそうにスバルが眺める。
『ティア、やっぱり隊長さん達が普通の女の子だよ』
『同感。エリオとキャロはどう思う?』
わざわざフォワードの共通回線を使ってまで、ティアナはエリキャロに聞く。
『あの、ボク的には、なのはさんもフェイトさんも普通の女性ですので』
『そっか。エリオ君は私達の中だと、一番昔からなのはさん達の事、知ってるんだもんね』
キャロが納得する。
『まあ、普段見れない貴重な一面を見たよな』
アスカはそう言って、ヴァイスに自慢してやろうと考えた。
その時、一台の車が近づいて来たのを目撃する。
「……」
身構えそうになるアスカ。だが、ティアナが肩を押さえる。
その意味に気づき、アスカは身体から力を抜いた。
「悪い」
アスカは短く謝る。
「気にしないで。でも、まだ緊張する?」
さっきまで一緒になってバカやっていたのだが、まだアスカの緊張は解けそうにない。
「ああ。もしかしたら、派遣任務中は続くかもしれない。
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