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SAO〜円卓の騎士達〜
第六十七話 騎士王VS皇帝
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れもかすっただけで切られたようなダメージエフェクトが出る。

アーサー(相当、キレのいい攻撃だな。 まともに喰らったらまずいな。 だが、ここで退くわけには行かない! 攻撃こそ最大の防御!)

そう考え、一気に攻め立てる。

しかし、俺の怒濤の攻撃は避けられ、受けられ、あまりダメージが通らない。

そこで俺は尻尾の剣を一旦、左手で持ち、尻尾をブラッドの腕に巻き付け、地面に叩き付ける。

そこに右手の剣を降り下ろすがこれはかすっただけで避けられた。









そして、お互いにHPを削り、削られ、戦い続けた。


観客の誰かが小さく呟いた。

「この試合、ずっと見ていたいな。」と。






だが、そんな戦いにも終わりは来る。

互いのHPがレッドゾーンの残り数ドットまで削られた。

強攻撃が入ろうものなら完全にHPは無くなる。

ブラッド「行くぞ、奥義。 《虎砲》」
アーサー「三刀流オリジナルソードスキル《リバース・トライアングル》」

互いの最高の技がぶつかる。

ブラッドはこの前の試合でウェボルが最後に出したカメ○メ波のような攻撃。

対して、俺は三つの剣を相手の体の中心に刺し、下、右斜め上、左斜め上の三方向に斬るOSSだ。

三つの剣と二つの拳がぶつかる。


一瞬で勝負は付いた。

お互い、技を出した後の形で、体を止める。





数秒後、俺の古代級武器が二本とも折れた。



ブラッド「見事だ。」



数コンマ遅れて、ブラッドのアバターが爆散した。


マイク「しょ、勝者!! アーーーーサーーーー!!」


観客の歓声が鳴り響く。


最後のブラッドの一撃はおそらく両手同時の発勁(はっけい)だろう。

発勁とは中国武術で自分の拳に衝撃を乗せ、相手を攻撃することにより相手を内部から破壊する事が出来る技だ。


俺はブラッドのその一撃を左手と尻尾の二本の古代級武器で抑え、右手の龍爪剣で止めを刺した。

だが、まともに喰らった二本の剣が両方折れるとは、予想外の威力だ。

自分の体に喰らっていたら負けていたのは俺だったろう。

ブラッドがリメインライトから復活し、元の姿に戻る。

ブラッド「やれやれ、また負けてしまったか。 だが、次にやるときは俺が勝つ。」
アーサー「いーや、俺が勝つね。」

俺達は握手をした。

その後、表彰式が行われ、俺達はALO最強ギルドの栄光を手にした。

〜side out〜






〜??? side〜

現実世界 とある病院。
その
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