第六十七話 騎士王VS皇帝
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アーサー「来い! ブラッド!」
地面を蹴り、また剣をぶつけ合う。
だが、今度の威力は先程の比では無い。
剣を打ち合った衝撃波で地面にクレーターが出来るほどだ。
ほぼ同時に後ろに跳ぶ。
ブラッド「動く事雷霆の如し、加えて、侵略する事火の如く。」
ブラッドが俺の真後ろに回り、強烈な一撃を出してきた。
アーサー「がっ、」
何とか剣で受けるものの吹き飛ばされる。
アーサー「出たな。 風林火陰山雷。 それより、雷は縮地法だろ。 再現出来たのかよ。」
ブラッド「苦労したがな。」
風林火陰山雷とは風林火山の本当の状態で、ブラッドこと武田はそれぞれを現した六つの奥義を持っている。
其の疾き事風の如く、風
静か成る事林の如く、林
侵略する事火の如く、火
知り難き事陰の如く、陰
動かざる事山の如く、山
動く事雷霆の如し、雷
アーサー「おぉぉらあぁぁ!!」
ブラッド「動かざる事山の如く。」
俺の本気の一撃も山の鉄壁防御により防がれる。
だが、俺にも筋力値カンストとしての意地がある。
アーサー「ぁぁぁぁぁぁあああ!!」
ブラッド「なにっ!?」
ブラッドを吹き飛ばす。
さらに追撃する。
ブラッド「調子に乗るな! 疾き事風の如し!」
体勢を一瞬で立て直したブラッドが居合いの要領で横振りの高速の一撃を放つが俺はそれをスライディングで避け、そのままバク転の要領で顎に蹴りを入れる。
だが、ブラッドはそれを体を後ろに反らすことで避け、俺の足を左手で掴み壁に向かって投げる。
アーサー「のわっ! けどな、」
俺は壁に足を付け、『ジャンピングブラスト』で向かってくるブラッドの腹に向かって頭突きをする。
ブラッド「ぐはっ、」
流石にこれは予想してなかったのか対応できず、当たった。
ブラッドは羽を展開させ俺と距離を取る。
ブラッド「く、ふふふ、ふははははは! そうだ。 やはり戦いはこうでなければ面白くない。」
アーサー「まったくもって同感だな。」
自分自身の口角が上がるのを感じながら言う。
ブラッド「『氷星解放』。」
ブラッドの声と共にブラッドの剣の周りに冷気が漂い始める。
ブラッド「凍り付け!」
ブラッドが剣を振るうと冷気が俺の方に向かってきた。
俺はそれを避けるが、僅かに足に当たり、当たった部分が凍った。
アーサー「冷たっ!?」
ブラッド「『雷星解放』。 焼き切れ!」
今度は雷がブラッドの剣を纏い、雷が俺を襲う。
が、『龍爪剣』がALOにリメイクされた時に追加された効果、『雷属性と風属性
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