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SAO〜円卓の騎士達〜
第四十九話 グランドクエスト
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たデスゲームに身を投じていたのだから。
心理面に、どんな影響を受けているかも知っておきたいのだ。
その為、定期的にメンタルカウンセリングを行うと記載もされていた。
この話は、総務省の眼鏡の役人から俺が聞いた話だ。

直葉「そ、そんな」

直葉はくしゃっと顔を歪めので、さっきの話に付け加える。

和人「でも、管理云々はさて置いても、セーフティネット的な対処してくれるのは、有り難いしな。 それに学校には、心強い仲間も居ると思うから。」
直葉「ならいいけど、」

直葉も納得してくれたようだ。
トマトを一齧りしてから、直葉が聞いてきた。

直葉「そう言えば、今日はどうするの?」
和人「見舞いに行った後、ALOを再開するつもりだ。」
直葉「あ、じゃあ、私も連れてって。」
和人「OK。」

そして、数時間後、病院から帰った俺達は、定期メンテナンスが終わったALOに戻る為、自室に戻って来た。
俺はベットに横になり、妖精の世界にダイブする言葉を唱える。

和人「リンク・スタート」

眼を開けると、既にリーファが立っていた。
リーファが差しだす手を握り、俺は軽く引っ張られて立ち上がった。
俺は空中を見渡し、言葉を発した。

キリト「ユイ、いるか?」

二人の真ん中の空間に光が凝集し、ユイがピクシー姿で出現した。

ユイ「ふぁ〜〜〜。 おはようございます、パパ、リーファさん。」

目許を擦り、大きな欠伸あくびをしながら、俺の肩の上に着地した。
俺達二人は頷いてから、ウインドウを出して武装を完了させた。

キリト「さて、行こうぜ!!」
リーファ「うん!」

部屋から出るとちょうど他の奴等も出てきたので一緒になって行動する。
街の外は、週に一度の定期メンテナンス終わった直後だったので、多くのプレイヤーがログインしていた。
消耗品の補充をしながら大通りを進んでいると、前方に大きな石段と、その上に大きなゲートが見えてきた。
あれを潜ればアルヴヘイムの中心、アルン中央市街に到着する。
門を潜った、その時であった。
ユイが空を見上げて叫んだ。

ユイ「この上に、ママとアヤノさんがいます!!」
キリト「本当か!!??」

俺は空を見上げた。

ユイ「はい、間違いありません! このプレイヤーIDは、ママとアヤノさんのものです、座標はまっすぐこの上空です!」

俺とシンタローは翅を大きく広げ、破裂音と共に地上から姿を消した。

サクマ「なっ、お前ら!」
リーファ「ちょ、ちょっと、二人とも!!」

残りのメンバーも慌てて後を追い、叫びかける。

リーファ「気をつけて、キリト君、シンタローさん!!
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