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SAO〜円卓の騎士達〜
第四十七話 再出発
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やらない? 三食おやつに昼寝付きだヨ。」
キリト「へっ」

サクヤはアリシャを退けてから、

サクヤ「おいおいルー、抜け駆けはよくないぞ。 キリト君とシンタロー君、それにサクラ君と言ったかな。 どうかな、個人的興味もあるので礼も兼ねてこの後スイルベーンで酒でも、もちろんお仲間の分も私が出そう。」

サクヤが腕を絡ませ、俺の腕に当ててくる。
何をとは言わないが。

アリシャ「あー、サクヤちゃんズルーイ。 早い者勝ちだヨ。」
サクヤ「それを言うならこのパーティーのほとんどはシルフだ。」
アリシャ「色仕掛けもしてるシ。」
サクヤ「お前が言えたことか!」

二人の口論+二人の色仕掛けで俺が困惑していると、

パシャッ

サクマがいつの間にかスクショしていた。

サクマ「よっしゃ。 アスナに教えてやろ。」
キリト「て、てめぇー! 止めろー!!」

サクマと俺の追いかけっこが始まる。

リーファ「 えっとー、実は私が皆を《アルン》まで連れて行く約束をしてるの。」
サクヤ「ほう、そうか、それは残念。」

サクヤは、残念そうに引き下がった。

サクヤ「アルンに行くのか、リーファ。 物見遊山か?
それとも、」
リーファ「領地を出る、つもりだったんだけどね。
でも、いつになるか分らないけど、きっとスイルベーンに帰るわ。」
サクヤ「そうか。 ほっとしたよ。 必ず戻って来てくれよ、彼等も一緒にな。 」

サクヤに続いてアリシャが言った。

アリシャ「途中でウチにも寄ってネ。 大歓迎するヨ。」

二人の領主は表情を改め、俺とユウキに一礼した。
顔を上げたサクヤが言った。

サクヤ「今回は本当にありがとう、リーファ、キリト君、サクラ君、シンタロー君。 私たちが討たれていたらサラマンダーとの格差は決定的なものになっていただろう。 何か礼をしたいが、」
キリト「いや、そんな、あ、そうだ。 今回の同盟って、世界樹攻略の為なんだよな?」
サクヤ「ああ、まぁ、最終的にはな。」
キリト「俺達もそれに同行していいか?」

キリトの言葉にサクヤとアリシャは顔を見合わせる。

サクヤ「同行は構わない。 と言うよりこちらから頼みたいほどだよ。 しかし、なぜ?」
キリト「俺たちがこの世界に来たのは、世界樹の上に行きたいからなんだ。 そこに居るかもしれない、ある人達に会うために、」
サクヤ「人? 妖精王オベイロンのことか?」
キリト「いや、違うはずだ。 リアルで連絡が取れないんだけど、どうしても会わないといけないんだ。」

俺の言葉に興味が引かれたアリシャが言った。

アリシャ「へぇェ、『世界樹の上で待っている人が居る』
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