暁 〜小説投稿サイト〜
SAO〜円卓の騎士達〜
第四十一話 妖精の世界
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〜和人 side〜

ALOログイン当日、俺は約束の十時の十分前にナーヴギアを被る。
別にアミュスフィアという機械でも良かったのだがここは二年間、一回たりともバグを起こさなかった安心と信頼の悪魔の機械に頼ることにした。
・・・言ってること滅茶苦茶だな。
俺は目を閉じ、妖精の世界にダイブする言葉を言った。

和人「リンク・スタート」

今俺が居る場所は、暗闇に包まれたアカウント情報登録ステージだ。
頭上にはアルヴヘイム・オンラインのロゴが描き出され、同時に柔らかい女性のウェルカムメッセージが響き渡る。
俺は合成音声の案内に従って、アカウント及びキャラクターの作成を開始した。
新規IDとパスワード、キャラクターネームを入力し、次に種族を選択する。
もちろんキャラネームはキリトだ。
妖精の種族によって、得手不得手があるらしい。
俺は、黒を基調とした《スプリガン》という種族を選択した。
初期設定が終了し、幸運を祈ります、と人口音声に送られて、光の渦に包まれた。
説明だと、それぞれの種族のホームタウンからゲームがスタートするらしい。
床の感触が消え、落下感覚が俺を襲う。
だが落下している途中で、あちこちでポリゴンが欠け、世界が溶け崩れていく。
そう言えば茅場が集めるときに少し荒くなるかもしれないって言ってたっけ。

キリト「おのれ、茅場ぁぁぁ!!」

俺は再び落下状態に陥った。
広い暗闇の中を、果てしなく落ち続けてい
く。

キリト「フムグ!!」

途方もない落下の末、俺は何処ともしれぬ場所に墜落した。
声がくぐもって響いたのは、最初に地面に接したのが足では無く顔面だったからだ。
深い草むらに顔を突っ込んだ姿勢で数秒間静止した後、ゆっくり背中から仰向けに倒れる。

夜だ。 深い森の中。

虫の鳴き声や遠く響く獣の遠吠え、鼻腔をくすぐる植物の香り。
SAOと何ら遜色ないように思える。

???「ぐわっ!」

近くに人が落ちてきた。
声は聞き慣れている。
シンタローだ。
さらにその上に五人以上の人が重なるように落ちてきた。

キリト「だ、大丈夫か?」
シンタロー「き、キリトか? 助けてくれ。」

シンタローの上に乗っている人達を一人一人どける。

???「と、ととと、うお!」

また二人が同時に落ちてきた。
違うのはちゃんと足で着地していることだ。
サクマとコジロウだ。

コジロウ「あ、あ、足がぁ〜。」
サクマ「流石に痺れた。」

足を抑えて倒れ込む。
さらにまた二人が落ちてきて、一人がもう一人を抱き抱えて止めた。
アリスとユージオだ。

キリト「後は、サ
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