=戦闘訓練編= ネライセレクト
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られるであろうデクくんをフォローしてなんとか負傷を減らそうという策。これは出来なくはなさそうだ。しかし、余計な手助けをしてデクくんの成長にどういう影響が出るのかが未知数なので、あまり積極的にやりたくはないと言うのが本音だ。
(となると、最後に残るのは……相澤先生の個性弱体化の回避だな)
原作通りなら、相澤先生は脳無の攻撃のダメージからか個性が少しばかり弱体化してしまう。これが今後どのように響くか不明だが、あまりいい方向には働かないだろうという想像はつく。絶対条件ではないが、出来るならば狙っていきたいところだ。
(方向性決まり。俺は黒霧の転送に巻き込まれずに現場に残され、ついでに相澤先生を心配して乱闘現場をずっと見てる。そして可能なら俺の道具を渡して原作より頑張ってもらう。さて、そうなると問題は………ヴィラン連合が現れたときに事情知っているの怪しまれないように迫真の演技をすることだな!!)
思いつく問題がこれ一つしかなかった辺り、俺の作戦立案能力は全然大したことないのだと思う。
所詮は素人考えだし、独りよがりだし、計画性もないし、みんなに個性でウソついてるし。それでも――それでも、やっぱり俺はデクくんのファンなんだよ。
だから、さ。
翌日になって、時間になって、連中が現れて――。
「全員一塊になって動くな!!あれは……敵だ!!!!」
例え相手が途方もない悪意で、それに立ち向かう俺がちっぽけな存在だったとしても……出来ることは、やるさ。
正義でなくとも、勇者でなくとも、俺は俺にしか出来ない事の為に戦ってやる。
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