第18話 カルバートでの決戦
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る。確かにチャイナドレス姿のフィーは凄い破壊力だが(萌え的な意味で)ここまでとは……
「やっぱり男はロリコンが多いネ、これで売り上げもガッポリアルよ♪」
ジャムさんだけがとても嬉しそうにしていた。
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「いやー、皆お疲れ様ネ。今までにない客足だったヨ。お蔭で大儲けできたネ」
辺りも日が暮れてきてようやく落ち着いてきた。つ、疲れたなぁ……
「しかしすっげぇ人だったな」
「はい、私も流石に疲れてしまいました」
流石にカイトもリーシャも少し疲れた表情を浮かべていた。でも猟兵であるカイトはともかくリーシャもまだ疲れたと言ってるが余裕がありそうだ。見た目より体力があるんだね。
「はいこれ、お礼アル」
「これはミラですか?」
「結局手伝わせちゃったしバイト代ネ。奮発しといたアルよ」
「ありがとうございます」
予定にはなかったけど中々楽しい経験が出来たし良かったと思う。
「ジャム、わたしお金はいいからこの服貰えないかな?」
「うん?もしかして気に入ったアル?まだ替えはあるし持って行ってもいいヨ」
「ありがとう、ジャム」
フィーはジャムさんにお礼を言うと、トテトテと僕の傍に来て袖をギュッと握って上目遣いで話し出した。
「どうしたんだ、フィー?」
「ねえ、リィン。わたしのこの姿、さっき可愛いって言ってくれたよね」
「ああ、凄く可愛いよ」
「じゃ、じゃあさ今度一緒に服とか見に行ってくれない?それでリィンが選んでくれたら嬉しいかな……」
「それくらいお安い御用さ。でも僕は女の子の服とかはあまり知らないからマリアナ姉さんとかも一緒の方がいいんじゃないか?」
「ううん、リィンに選んでほしいの……」
「そう?なら問題はないかな」
そうか、フィーも女の子だからオシャレしたくなったのか。うんうん、最近はそういう事にも意識し始めてくれたし兄として嬉しく思うな。
「あの、お二人ってお付き合いされているのですか?」
「どうだろうな?フィーはそんな感じを匂わせているがリィンは完全に妹としてしか見ていないからな」
「鈍感な男は駄目駄目ネ、フィーも苦労しそうアル」
他の三人が何かを言っていたが、生憎僕には聞こえなかった。
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ジャムさんの店を後にして僕達は一度宿屋に帰りそしてある場所に向かっていた、それは猟兵の依頼をした人物の元である。そもそも僕達がこの街に来たのはこの依頼を受けるためである。最初に護衛していた商人はあくまでもおまけで本命がこっちという訳だ。
まああ
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