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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第244話
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指摘し、アリサ同様ジト目で呟いたフィーの意見を聞いたエマは冷や汗をかいた。
「うふふ、そう言う訳でここは通しませんわよ?」
「”特務支援課”じゃないのは残念だが……まずは君達を葬らせてもらうよ……!」
そしてマリアベルとヨアヒムがそれぞれ杖を構え、それを見たリィン達がそれぞれの武器を構えて戦闘態勢に入ろうとしたその時
「―――だったら、あんたの要望通りあんた達の相手は俺達がしてやる。」
リィン達が来た出入り口とは別の出入り口から聞き覚えのある青年の声が聞こえてきた!
「この声はまさか……―――ロイドさん!?」
声に驚いたリィンが声が聞こえた方向に視線を向けるとロイド達――――”特務支援課”が別の出入り口から現れた!
「あ、貴方達は……!」
「”特務支援課”………!」
「それにリーシャさんやツァイト様に未来のキーアさんまで……!」
「フフ、セティ君達も一緒だね♪」
「しかもあの眼鏡スーツって確かクロスベル警察”捜査一課”のエースのアレックス・ダドリーじゃない。元”特務支援課”のノエル・シーカーはわかるけど、何であの刑事まで”特務支援課”に混じっているのよ………」
「ハハ、ええタイミングに来てくれたな、ワジ!」
ロイド達の登場にエリオットとガイウスは目を見開き、ロイド達と共にいるリーシャとツァイト、未来のキーアに気づいたエリスは驚き、セティ達――――ウィルの娘達を見つけたアンゼリカは嬉しそうな表情をし、サラ教官は苦笑しながらロイド達と共にいるダドリーとノエルに視線を向け、ケビンは明るい表情でワジに視線を向けた。
「誰が眼鏡スーツだ!?」
「ま、まあまあ。今はそんな事を気にしている場合ではありませんよ。」
サラ教官の言葉に反応して怒鳴ったダドリーにノエルは苦笑しながら諫め
「フッ、しばらくは拘置所で罪を償うはずだった俺がまさかこんなにも早くお前達と再会する事になるとは思わなかったぞ、トールズ士官学院特科クラス”Z組”。」
「ちょっ、この声って……!?」
ロイド達の中から聞こえてきた聞き覚えのある声を聞いて驚いたサラ教官はロイド達を見つめ
「あ、あの二人ってクロスベルの”試練”の時に戦った……!」
「”風の剣聖”に”キリングベア”………!」
「え………あ………ガルシア…………」
「オイオイオイ………!アリオスさんはまだわかるとして、何でお前さんまでこの決戦に参加しているんだよ!?」
ロイド達の中にいるアリオスとガルシアに気づいたアリサとリィンは驚き、リィンの言葉を聞いて呆けたフィーはガルシアを見つめ、トヴァルは疲れた表情で声を上げた。
「クク、わざわざ拘置所から加勢しにやって来てやったと
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