一号車と二号車で
[8]前話 [2]次話
お前なんでミチと話さねーの?
いきなりなんだよ
仲悪くないよね
いや、悪くはないけど、ミチ座ってるけど、うち立ってるし
わざわざ話しかける必要ないだろ
どうせ次でお前ら乗ってきて合流するじゃん
そこに女子一人とかきついわ
話さないのおかしくね
それは思う
なんでそうなのにいつも同じ車両乗ってんの
このドアが、降りたとき階段に一番近いんだよ
だからそこ同学多いんだ
そういうこと
一緒に来ればいいじゃん
やだよ、会話持たないわ
お前えらいつも普通に話してるじゃん
いや朝はテンションが難しいんだよ
そんな話す元気ないんだよ
天気の話とか
え、話聞いてた?
話したくないって送ったつもりなんだけど
「今日は晴れたね」
「昨日も晴れてたね」
くっそつまんねえなその会話
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ