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IS 輝き続ける光
理解者と過去の人
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を覚えていてくれているのか不安になっている一面もあった。だが一夏という名前は閃輝を不機嫌にする。

「お前も俺をその名で呼ぶか。担任にも言ったが人違いだ、俺はそのような名ではない。銜えて言っておくが俺はお前の事など記憶に無い」
「ち、違う!?そ、そんな筈は無い、お前は一夏、織斑 一夏だろう!?どうしたというのだ一夏!?」

愕然とした。昔仲良くしていたはずの彼が自分の事を全く覚えていない。ショックだった、恋焦がれていた人が大きく変わったしまった事に……そして自分は織斑 一夏ではないという発言に。髪と眼の色さえ変わっているが目の前の人物は間違えなく一夏の筈、それは箒は確信していた。

「マナーを学んでから出直せ、お前と話す事など何も無い」

本人からすれば名前を間違えられ見ず知らずの人間にズカズカと心の中に入ってくるような真似をされているような物、うんざりしつつ閃輝は屋上から去っていく。残された箒は顔を青くししばらく何も考えられずに呆然とし尽くすのであった、
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