第六話 前途多難な出会いなの
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ったときになのはが黒い光に包まれて
まったく知らない男の子になったと思ったらいきなり現れた青い男の子と戦い始めたんだ」
「そっか、夢じゃなかったんだね」
ユーノ君の話を聞いて確信する。わたしが見ていた、ううん体験した事は全部本当のことだったんだ……わたしは真っ暗なところに居てぼんやりと映像と音が入ってくるの
青い男の子の映像が見えた瞬間わたしの全く知らない記憶が見えた。一人ぼっちになった男の子のとっても悲しくて寂しい物語。
「夢?」
「うん、ぼんやりとだけど見えてたの、それとすごく怖くて寂しくて悲しい感じがしてた……」
「精神シンクロでもしてたのかもしれないね」
ユーノ君に精神シンクロについて聞くとどうやら魔導士と使い魔の間で起こる現象らしい片方の感情が少しだけ流れ込んでくるらしい、わたしが体験した記憶を見るような話は聞いたことがないみたい。
「うーん、ねぇユーノ君あの子とお話しできなかな?」
「えっ?」
「あの子とお話してみたいの」
「危険だよ!あの子が何なのかジュエルシードとはどんな関係なのか一切わかってないんだよ!」
「でもっ……」
ユーノ君の言う通りわたしたちは何一つあの子について知らない、確かに危ないのかもしれない
わたしのおせっかいなのかもしれない、けれどひとりぼっちはつらいから何とかしてあげたい。
「……わかった、やってみよう、けど危険だと僕が判断したらすぐにコンタクトをやめてもらうからね」
わたしの思いが通じたのかユーノ君はあの子とコンタクトをとることを了承してくれた。
side フォルテ
俺は相変わらず憎悪と怨嗟の渦巻く闇の中にいた。
こんなところにいれば気でも狂いそうなものだが、俺は自我を保てている。
それどころかどこか心地よささえ感じてるといっていい、いったい俺はどんなやつだったのか。
そんな当てもないことを考えていると
周囲の声が鳴りを潜め、闇の中からまばゆい光を放つ球体が現れた。
「き……こ、てますか?……わた、たか……のは、す」
光から声が聞こえてきたので俺はさらに光の方に意識を向けるとさらに明瞭に声が聞こえてきた。
「聞こえていたら返事をしてください!お願いします!」
「ふん、なんだ貴様は?」
どうやら俺と意思疎通を図ろうとしているようだ、俺も現状を把握するために声を返した。
「っ!よかった!聞こえてるんですね!わたし高町なのは!私立聖祥大付属小学校の三年生です」
「……」
「貴方のお名前は?」
side なのは
「貴方のお名前は?」
「……わからん」
せっかく自己紹介が出来たのに問題の黒い子は名前がわからないみたいどうしよう
とりあえずわ
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