第四話 街に響くは誰の音なの?
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sideなのは
「なのは、朝だよそろそろ起きなきゃ」
「今日は日曜だしもうちょっとおねぼうさせてぇ
「なのはっ起きないと、ねぇなのは」
「うーん」
「なのは!なのはってば!」
「うーん……おはようユーノくん、ふぅ」
わたしは連日のジュエルシード集めでちょっぴり疲れた体を起こしユーノくんに挨拶した。
「うん、おはよう」
「ねぇなのは、今日はとりあえずゆっくり休んだほうがいいよ」
「ん、でも……」
「今日はお休み!もう五つも集めてもらったんだから、少しは休まないともたないよ」
「うんそうだね……じゃあ今日はちょっとだけジュエルシード探し休憩ってことで」
「うんっ」
「あっそうだユーノくんあの黒いジュエルシードはなにかわかった?」
「うーん、まだよくわからないんだ」
「発動はしてるみたいなんだけど魔力が放出されてもいないし、封印したジュエルシードと同じくらい安定した状態を保ってる」
ユーノくんはこの前神社で拾った黒いジュエルシードとわたしが今までに封印した青いジュエルシードを比べながら色々調べているんだけど、どうしてジュエルシードが黒くなっちゃってるかはまだわからないみたい。
封印したジュエルシードと同じような状態ならいいんじゃないのかなってわたしは思ってしまうけどユーノくんの顔は少し険しい。
「……あっなのはは今日約束があるんだったね時間は大丈夫?」
「うん大丈夫だよ、ユーノくんも一緒に行こうね!」
「うん!」
・・・
今日はお父さんがコーチ兼オーナーをしているサッカーチーム、翠屋JFCの試合の日。
それをわたしとアリサちゃんとすずかちゃん、みんなで応援しようねって約束してたんでした。
二人はわたしと同じ学校の友達で最初は色々あったけど今では一番の仲良しさん!
「頑張れ頑張れ〜」
「頑張れ〜」
試合が始まりわたし達は翠屋JFCを応援する。シュートを打たれて危なかったけどキーパーがしっかり防いで試合は進んでいく
『これってこっちの世界のスポーツなんだよね?』
『うんそうだよサッカーっていうんだ、ユーノくんの世界にはこういうスポーツはあるの?』
『あるよ、僕は研究と発掘ばっかりでそんなにやったことはないけど』
『にゃははわたしとおんなじだ、スポーツはちょっぴり苦手』
ユーノくんにサッカーの簡単なルールを説明しながら試合を応援する。
試合の結果は翠屋JFCが見事に勝ちました。お父さんもチームの子たちもとってもうれしそう
この後は翠屋でご飯にするみたいでわたしたちも翠屋に向かうことになった。
・・・
翠屋に着きテラスでお茶しながらおしゃべりをしているとサッカーチームの皆は
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