第三話 お宅訪問はびっくりがいっぱい
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なんですか?」
「驚いたわずいぶんと自我の発達したAIなのね、けれど次元漂流者の貴方たちに説明してもきっとわからないでしょうね」
「じゃあそれは人に迷惑をかけない夢ですか?」
ロックマンは問い詰めるような声音でプレシアさんに問いかける。それを聞いたプレシアさんは少し眉をひそめる。
「ロックマン、ちょっときつくないか?」
「これは大事なことだよ熱斗くんこのジュエルシードにはきっとボクたちの想像出来ないような不思議な力があるはず、それに関するデータを取らせて欲しいって言うんだからしっかりと聞いておかなくちゃ」
「それはそう……だな」
オレはおだてられホイホイと言うことを聞き大失敗してしまったヒノケンとフレイムマンの事件を思い出しロックマンの意見に賛成する。
「人に迷惑はかけないわ、それに次元漂流者の貴方は寄るところがないでしょう?データを取らせてくれたら私が用意してあげるわ」
「わかりました。ボクは貴方を信用しますプレシアさん熱斗くんは?」
「オレもおっけーだぜそれにすぐに帰る事が出来ないんだったら住むところは必要だろうしな」
「交渉成立ね、フェイト貴方のデバイスを渡しなさい、こちらのデバイスと実際に比較しながらデータをとるわ」
「はい、かあさん」
「じゃあロックマンまたあとでな」
「バルディッシュも」
「うんまたあとでね熱斗くん」
『Sir』
オレとフェイトはそれぞれロックマンとバルディッシュをプレシアさんに渡した。
「データ取りには数日かかるかもしれないわ、その間はここで好きになさいフェイト後は任せるわ」
「はい、かあさん」
「行こう熱斗、案内するよ」
オレたちは部屋から出てアルフのところへ向かった。
「フェイト、大丈夫だったかい?」
「?」
お母さんと会うだけなのにどうしてアルフが大丈夫だったか聞くのかが少し気になった。プレシアさんも冷たい感じというか何か必死な感じがしたけどよくわからない。
「うん、アルフ、かあさんが少しの間熱斗のデバイスのデータを取るから数日はこっちで過ごすことになったよ」
「そうなのかい?」
「うん、だからまず熱斗を案内しよう」
「たのむぜ」
「あいよ〜」
改めてフェイトの家の広さにオレはまたびっくりさせられるのだがそれはまた別のお話し。
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