第二話 自己紹介は奇妙な生活のはじまり
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た幾何学的な模様に真ん中に青くて丸い宝石みたいなものが埋め込まれたバトルチップを取り出した。
「これだ……でも」
「あらら、ずいぶんと形が変わっちまってるねぇ」
「うん、それにもう完全に新しい魔法をプログラミングされて別物になっちゃってる」
二人はチップを手に取るとなにやらぶつぶつと言い始めた。
「なぁそのチップがジュエルシードなのか?」
「うん、でも元ジュエルシードって言ったほうが正しい、どうしてこうなったかはわからないけど」
「熱斗くんボクたちが変身出来たのって」
「あぁたぶんこのチップのおかげだよな」
「それじゃああんたらに反応してこの形になったってことかね」
「そうだと思う」
そういった話をしていると
ぐぎゅる〜
オレのお腹が盛大に音をたてた。
「熱斗くん……」
「しっ仕方ないだろ!こっちに来てから何も食べてないんだからっ」
「それにしたって……ってそういえばもう結構遅い時間だけどフェイトちゃんたちの親はいつ頃帰ってくるの?」
公園からここに来て話し合いを始めて時刻はもう夜の九時を過ぎていた。
「ここには私とアルフだけで住んでるから、かあさんは別の場所にいるんだ……」
そのときのフェイトの顔がとても悲しそうに見えたからオレもロックマンもなにも言えなくなってしまった
「そっそろそろご飯にしよっか!ねっフェイト?」
少し気まずい空気になりそうなところをアルフが助け舟をだしてくれた。
「うん、そうだねアルフ」
「なぁフェイト一つお願いがあるんだけど……」
「ご飯と泊るところだよね、いいよここにいてもご飯も熱斗の分くらいなら用意できるし」
「いいのかいフェイト?」
「うん、けど条件がある」
「じょ、条件?」
「明日一度かあさんの所に戻るから一緒に来てほしい、それからもしその変質したジュエルシードがかあさんにとって必要なら渡してほしい」
「オレはそれぐらいでいいなら喜んで受けるけど、ロックマンはどう思う?」
「ボクもかまわないけど一つ聞いていいかな?」
ロックマンがたずねるとフェイトはこくりとうなずき先をうながした。
「どうしてフェイトちゃんのお母さんはジュエルシードを集めるのかな?きっとこのジュエルシードには不思議な力があるよね?」
「私は知らない、かあさんが、かあさんの夢を叶えるために必要だから……私は探して集めてかあさんに持っていくんだ」
「フェイト……」
なぜかアルフが少し悲しそうな顔をしたのが少し気になったけどどうやらフェイトはどうしてお母さんがジュエルシードを集めているのか知らないらしい
「そう、わかった条件をのむよ、けどジュエルシード
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