第二話 自己紹介は奇妙な生活のはじまり
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
side熱斗
海鳴というオレたちが居た世界とはまったく違う世界、出会ったのはきれいな長い金髪に宝石のように赤い瞳をした女の子と人の言葉を話すオレンジ色の大きな犬、そして現実世界でのロックマンへの変身、頭の中はパニック寸前だけど今はとにかくひとつずつ出来ることをやっていこうなんて考えながら女の子に連れられてやって来たのは隣の市にある高層マンションだった。
「すっげ〜こんなところに住んでるのか?」
「これはたしかにすごいね」
オレの問いかけに女の子はこくりとうなずくだけでマンションの中をどんどん進んでいく
「ここです」
「おじゃましまーす」
「お邪魔します」
通されたのは必要最低限の家具しかないというか生活感がないすごく殺風景なリビングだった。
「適当に座ってください」
女の子に促されソファに腰掛けると女の子は対面にオレンジ色の大きな犬は女の人に姿を変え女の子の隣に座った。
「うっうわぁ!犬がひ、人になった!?」
「あん?うるさいねぇそれにあたしゃ犬じゃなくて狼だよ」
「どうなってるんだよここは……」
「熱斗くん、驚くのもわかるけど今は話を聞いてもらおうよ」
「そっそうだな、よしっじゃあまずは自己紹介からだな」
「オレは光熱斗、十一歳で秋原小学校の五年生、熱斗でいいよ。こっちは相棒のロックマン」
「よろしくね、ボクはロックマン熱斗くんのネットナビだよ」
「私はフェイト・テスタロッサ、九歳です。じゃあ私のこともフェイトで」
「あたしはアルフ、フェイトの使い魔さ」
こうしてオレたちの自己紹介がはじまった。
「なるほどねぇあんたたちが居た世界はネットワークが進化した世界であんたらはWWWっていう悪さをしている連中を懲らしめた後なぜかこの世界に飛んできてしまったと」
「たぶんジュエルシードの力だろうね」
「そっか、それでフェイトたちはこことはまた違う世界からそのジュエルシードっていう宝石を探しにやってきた、魔法を使う魔導士っと」
「それにしても本当にびっくりだね、いろいろな世界が本当は存在していてそれぞれに独自の文化を築いてるなんて」
「本当だよな実際にこんな体験してなかったら信じられないぜ」
「それで改めてなんだけど熱斗たちが持ってるジュエルシードを渡してもらえないかな?私たちにはどうしても必要なものなんだ」
「うーんでもオレたちそんな宝石持ってないぜ?」
オレはそう言いながら自分の荷物をひっくり返していく出てくるのはPETにPETケース、ローラースケート後は色んな人にもらったストラップ等の細かいものだった。
「ん〜あっそうだ、あとこれだ」
オレはロックマンの変身が解けてからPETから出てき
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ