第一話 不思議な出会いはいろんなところで
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ント型かね」
「うん、見た感じ管理局の人でもなさそうだ、ジュエルシードの魔力反応で捕らえにくいけどあの人からは魔力も感じ取れない」
「うっしっし、魔導士だったとしてもフェイトの足元にも及ばないよ!同業者かなんだか知らないけどさっさと行こうフェイト」
「うん、けど念のためにアルフはもう少し隠れて様子を見ててくれるかな」
「あいよ〜」
アルフと少しやり取りをして私は男の子に声をかけた。
男の子と少ししゃべったけどどうも話がかみ合ってないような気がする。
違和感を感じながらもう少し話してみようとすると待ちきれなくなったのかアルフが飛び出してきた。
男の子はアルフをなんとかかわしながら公園から逃げようとする。
逃げられると困るから私はバインドで男の子を捕まえた、どうやらバインドを知らない様子だ。
アルフの言うとおりデバイスを持ってるのに初歩の魔法であるバインドを知らないなんて確かにおかしい、大きくなってくる違和感、だけど私はお母さんのためにジュエルシードを持って帰らないといけないんだ。
無抵抗な子に魔法を放つのは気が引けるけど魔力ダメージなら少し痺れるくらいで怪我はしないはず。私は申し訳なく思いながら生成した弾を発射した。
「……ごめんね」
けれど弾が男の子に当たる直前ものすごい光が男の子を包み込み放った魔法とバインドは霧散してしまった。
「なっなんだいっ!?」
光が収まるとそこには青いバリアジャケットのようなものを展開した男の子が立っていた。やっぱり魔導士だったんだ!私は気を引き締めて男の子と向かい合った。
side 熱斗
視界が元に戻ったときオレが見たのは少し驚いた表情をした女の子、何が起こったのかまったくわからなくて周囲を見回してみるけど何もない
「いったい何が起こったんだ?」
『熱斗くん!大丈夫!?』
「ロックマン?」
急に頭のほうに直接響いてきたロックマンの声、この感覚は……そうだロックマンとフルシンクロした時の感じに似ている。
自分の状態を確認してみるとなんとオレの体はロックマンみたいに変身していたのだ!
「わっオレがロックマンになってる!?」
『うん、熱斗くんとフルシンクロしたときと感じは似てるね、でも今は目の前の子をなんとかしないと!』
「そうだな、この姿ならきっと何とかできる!いくぜロックマン!!」
「バトルオペレーションセット!」
『イン!』
口元の部分にマスクが展開されオレたちは臨戦態勢をとると
「やっぱりあなたは魔導士だったんですね」
「バルディッシュ!」
女の子が声をかけると黒い斧は変形し鎌のような形になった。
「やるんならやってやるっいくぞロックマン!」
『うん!
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